インディアス法(インディアスほう、スペイン語: Leyes de las Indias)とは、スペイン国王西インド諸島アメリカ大陸フィリピンの領地に対して公布した一連の法律集。インディアス法は対象地域の社会的、政治的、宗教的、経済的な生活を規定している。この法律は、何世紀にもわたって発行されてきた無数の勅令と、ブルゴス法(1512年)やインディアス新法(1542年)など、入植者と原住民の間の交流を規制しようとする16世紀の重要な法律から構成されていた。スペインが西インド諸島に進出してから400年の間に、法律は何度も編纂されたが、特に1680年にカルロス2世のもとで「Recopilación de las Leyes de los Reynos de las Indias」(インド諸島の王国の法律の編纂)が発行されたことで知られている。古典的な法律集と考えられているが、後の法律がその一部を置き換えたり、他の編纂物が発行されてきた。

18世紀マニラの中心地、フィリピン

脚注 編集

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