ウィンターガタン(Wintergatan)スウェーデン語発音は[ˈvɪ̂nːtɛrˌɡɑːtan]、意味は「天の川」または「冬の道」)は、ヨーテボリ出身のスウェーデンのフォークトロニカバンド。

ウィンターガタン(Wintergatan)
Haldern Popフェスティバルに出演するヴィンターガタン
基本情報
出身地 スウェーデン、ヨーテボリ
ジャンル フォークトロニカポスト・ロック
活動期間 2012–現在
公式サイト wintergatan.net
メンバー
  • Evelina Hägglund
  • Martin Molin
  • Marcus Sjöberg
  • David Zandén

型破りな楽器を多用する。たとえばフィンガーボード制御型シンセサイザー「Modulin」[1]、デジタル・テルミン、エレクトリック・オートハープ、ハンマー・ダルシマー、自作のパンチカード・オルゴール、スライド・プロジェクター、ミュージカル・ソー、パーカッションとして使用するタイプライターなどを用いる。

Detektivbyrånに所属していたメンバーであるマーティン・モーリン(Martin Molin)とマルクス・ショーエン(Marcus Sjöberg)を中心に結成。Martin Molinはビブラフォンと電子楽器とWintergatanの特徴ともいえる風変わりな電子楽器を専門とする。Evelina Hägglundは鍵盤楽器を、David Zandénはベースを、Marcus Sjöbergはドラムを専門とする。[2]

2012年後半にデビュー作「Sommarfågel」を、2013年にデビューアルバム「Wintergatan」をリリースした。

マーブル・マシン(Marble Machine) 編集

2014年12月〜2016年3月、マーティン・モーリン(Martin Molin)が中心となり、鋼鉄の玉(マーブル)を使って楽器演奏するオルゴール「マーブル・マシン」の構想・制作過程を記したYouTubeビデオをアップロードした。

マーブル・マシンは手動で動く、鋼鉄の玉を使った機械楽器である。フィーダーを用いてオルゴール上部へと玉を持ち上げる。玉は、プログラムをもとに開閉するゲートを通って機械内部を落下し、機械下部に設置された楽器を叩き、音を奏でる。玉を使って、ビブラフォンベースギターシンバル、およびエミュレートされたドラムの音を奏でることができる。

マーブル・マシンの完成ビデオは2016年に発表され、1億4300万回以上再生された。[3][4]

2016年に完成したオリジナル・マーブル・マシンの完成から10か月後に、マーティンはオリジナルの機械を分解し、ツアー用の新しいマーブル・マシンを作る計画を発表。マーブル・マシンは、マーティン、設計・製作を手掛けるエンジニア・デザイナーチーム、そしてファンからのサポートによる作成されている。

オリジナル・マーブル・マシンは、オランダのユトレヒトにある博物館スピールクロクに展示されたことがある。[5][6][7][8][9]

ディスコグラフィ 編集

アルバム 編集

  • Wintergatan (2013) (with the singles "Sommarfågel" and "Starmachine2000")

シングル 編集

  • Emerson (2011)
  • Starmachine2000 (2013)
  • Tornado (2013)
  • Biking Is Better (2013)
  • All Was Well (2013)
  • Visa från Utanmyra (2014)
  • Marble Machine (2016)
  • Music Machine Mondays Theme Song (2017)
  • Music Box, Harp & Hammered Dulcimer (2018)
  • Moon And Star (2018)
  • Sandviken Stradivarius (2018)
  • Local Cluster (2018)
  • Olivier (2018)
  • Proof of Concept (2019)

References 編集