エルフィンナイト』(The Elfin Knight, 「妖精の騎士」)はスコットランドの古いバラッドチャイルド・バラッド #2)である。多くのバリエーションが見られるが、その全てが超自然現象やできない仕事について歌っている。最初の一行は普通、題名の人物の紹介から始まる。

The elphin knight sits on yon hill,
Blaw, blaw, blaw, wind blaw.
He blaws his horn both lewd and shril.
The wind hath blown my plaid awa.
妖精の騎士が向こうの丘にすわり、
吹く、吹く、吹く、風は吹く。
2つラッパのいやらしきと鋭きを吹く。
その風は我が肩掛けを吹き飛ばしけり。

一方で乙女がベッドに寝転がって、騎士と結婚できればと思っている。それを言うと、騎士が現れ、どれも不可能な無数の仕事を成し遂げれば、彼女と結婚すると言う。

"For thou must shape a sark to me,
Without any cut or heme," quoth he.
彼曰く「切らず、合わせず、
我がシャツを作るべし」と

今日この歌はサイモン&ガーファンクルで有名な「スカボロー・フェア」の原形として知られている。アメリカにもいくつかバリエーションがあり、"My Father Had an Acre of Land"、"The Parsley Vine"、"The Shirt of Lace"など、それらは様々に違いがある。

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