エレオノール・ド・ノルマンディー
エレオノール・ド・ノルマンディー(フランス語:Éléonore de Normandie, 1012年ごろ - 1071年以降)は、フランドル伯ボードゥアン4世の妃。
エレオノール・ド・ノルマンディー Éléonore de Normandie | |
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出生 |
1012年ごろ |
死去 |
1071年 |
配偶者 | フランドル伯ボードゥアン4世 |
子女 | ジュディット |
家名 | ノルマンディー家 |
父親 | ノルマンディー公リシャール2世 |
母親 | ジュディット・ド・ブルターニュ |
生涯編集
エレオノールはノルマンディー公リシャール2世とジュディット・ド・ブルターニュの娘として、ノルマンディーで1011年から1013年の間に生まれた[1]。エレオノールには2人の姉妹とロベール1世を含む3人の姉弟がいた。ロベール1世は後にイングランド王となるウィリアム1世の父である。1017年、エレオノールが幼年時に母ジュディットが亡くなった。父リシャール2世はパピア・ダンヴェルムと再婚し、さらに2人の息子をもうけた。
1031年、エレオノールは30歳ほど年上のフランドル伯ボードゥアン4世と結婚した[2]。エレオノールはボードゥアン4世の2度目の妃であり、ボードゥアン4世は最初の妃オトギファ・フォン・ルクセンブルクとの間に嗣子ボードゥアンをもうけていた。エレオノールは結婚によりフランドル伯妃となり、1女をもうけた[3]。
エレオノールはフランドルにおいて1071年以降に亡くなった。夫ボードゥアン4世は娘が生まれてから2年後の1035年に死去した。
参考文献編集
参考文献編集
- Charlotte Cartwright, "Emma of Ivry, c.1008-1080", Medieval Elite Women and the Exercise of Power, 1100–1400: Moving beyond the Exceptionalist Debate, editor Heather J. Tanner, Palgrave Macmillan, 2019
- The Anglo-Saxon Chronicle, editor Michael Swanton, Routledge, 1998
- Mary Dockray-Miller, The Books and the Life of Judith of Flanders, Routledge, 2015