エンクラバ王国
歴史 編集
ポーランドのピョートル・ヴァウジンキェヴィチとその友人たちは2015年にスロベニアを訪れていた。その時、現地住民よりクロアチアとの国境に小さな無主地があることを学んだ[1]。
そのため、この地で友人たちと共に「エンクラバ王国」の独立を宣言、自ら国王を名乗った。しかし、リベルランドなどほかのミクロネーションに対しても否定的なクロアチア政府はスロベニア政府と合意し、この地の問題を解決した。しかし、もっと大きな無主地(pocket1、地図中の「pocket1」)がクロアチアとセルビアの国境にあった[2]。
そこで、4月にこの地の一部に拠点を移した[3]。
関係するミクロネーション 編集
上の地図で、クロアチアは赤の国境を主張し、セルビアはドナウ川の国境を主張しているため、黄緑色の地域はどこの国も領有権主張をしていない無主地となっている。そのため、同国と同じミクロネーションが近隣に幾つか存在する。
出典 編集
- ^ a b “Kingdom of Enclava: new micro-nation settles for spot on Croat-Serb border” (英語). ガーディアン. (2015年5月24日) 2023年3月19日閲覧。
- ^ “AFP.com”. web.archive.org (2015年5月18日). 2023年3月20日閲覧。
- ^ “「エンクラバ王国」:5000人が市民になりたいと思っている小さな100平方メートルの国”. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “News-Archive – enclava.org” (英語). 2023年3月20日閲覧。
- ^ Karpazli, Ertan (2023年3月5日). “Southall teen sets up new country and Londoners are queuing up to be citizens” (英語). MyLondon 2023年4月12日閲覧。
- ^ “Verdis Republic: New Self-Proclaimed Neighbour of Croatia” (英語). www.total-croatia-news.com 2023年4月12日閲覧。
- ^ Macfarlan, Tim (2015年5月30日). “Micro 'state' Enclava moves to land claimed by another new nation”. Mail Online. 2023年3月20日閲覧。
外部リンク 編集
- enclava.org – The Kingdom of Enclava – Official Website 公式サイト(英語)(ポーランド語)(中国語)