オーシス日本競走馬1935年秋の農林省賞典障碍に優勝した。

オーシス
農林省賞典障碍優勝後のオーシス
品種 内洋
性別
生誕 1931年
トウルヌソル
瑞盛
生国 日本
生産者 下総御料牧場
調教師 杉浦照
競走成績
生涯成績 平地競走22戦9勝
障害競走27戦6勝
獲得賞金 6万4901円
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1934年春の東京競馬場でデビューし、平地競走では1935年春の横浜帝室御賞典に勝つなど、9勝を挙げた。同年春の福島開催から障害競走に転向、この開催では1戦してハツシオから1馬身半差の2着に敗れた。秋の中山でメイランに6馬身の差をつけて2戦目で初勝利を挙げると、7日後の農林省賞典障碍に出走。4頭立ての1番人気に支持され、コースレコードで優勝した[1]

その後1年半にわたって競走生活を続けたが、優勝戦には勝利していない[2]1937年春の横浜で着外に敗れ、その後競走の記録はない。

競走成績(障害競走のみ) 編集

年月日 競馬場 競走名 頭数 人気 着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム 着差 1着馬/(2着馬) 斤量
1935 6.22 福島 障碍 5 4人 2着 佐藤修 63 障2800 (不又重) 1.1/2馬身 ハツシオ 59
10.13 中山 呼馬障碍 6 1人 1着 佐藤修 62 障2600(良) 3:02.2 6馬身 (メイラン) 60
10.20 中山 農林省賞典障碍 4 1人 1着 佐藤修 63 障4100(良) R5:02.4 6馬身 (ハツシオ) 61
11.2 日本 呼馬障碍特ハン 7 2人 2着 佐藤修 62 障2800(良) 1馬身 カーネーシヨン 58
11.23 東京 障碍特ハン 8 2人 2着 織田 68 障2800(良) 1.3/4馬身 ビーミング 54
11.25 東京 障碍 3 2人 3着 織田 70 障2500(不) 2馬身+頭 ヒノモト 62
11.30 東京 障碍 5 1人 1着 織田 70 障2400(良) 2:48.4 4馬身 (メイラン) 62
12.8 東京 障碍優勝 4 2人 2着 織田 68 障3200(良) 8馬身 ハナフブキ 62
12.14 京都 障碍特ハン 10 1人 1着 佐藤修 63 障2800(良) 3:16.2 2.1/2馬身 (テツリユウ) 58
1936 1.11 日本 呼馬障碍特ハン 9 2人 2着 佐藤修 70 障2800(良) クビ ハクテン 60
1.19 日本 障碍特別 4 1人 2着 佐藤修 71 障3600(良) 3/4馬身 ハクテン 68
3.28 中山 呼馬障碍 7 1人 中止 佐藤修 74 障2900(良) ジユピターユートピア 62
4.18 東京 障碍特ハン 9 4人 4着 塩野 72 障2800(良) ジユピターユートピア 64
4.28 東京 障碍 5 2人 1着 佐藤修 74 障2700(不) 3:15.4 大差 (ハルチヨ) 59
5.3 東京 障碍優勝 5 4人 3着 佐藤修 72 障3200(良) 8馬身+頭 ジユピターユートピア 64
5.9 日本 障碍特ハン 8 3人 3着 佐藤修 69 障2800(良) 1.3/4馬身 ジユピターユートピア 68
5.15 日本 障碍 4 1人 3着 佐藤修 74 障3200(重) 4/3+10馬身 ゴスベル 59
5.22 日本 障碍 10 2人 着外 織田 76 障2800(良) セイワン 63
10.2 京都 障碍特ハン 13 4人 着外 織田 71 障2800(不) トワダ 59
10.16 京都 障碍ハンデキヤツプ 12 1人 1着 織田 74 障2400(良) 2:49.2 1馬身 (レオニン) 59
10.18 京都 障碍優勝 5 5人 5着 織田 74 障3600(良) トワダ 60
10.24 阪神 障碍特ハン 7 3人 2着 織田 72 障2700(良) 2馬身 レオニン 59
10.31 日本 障碍特ハン 7 2人 2着 織田 72 障2800(良) 3/4馬身 トーナメント 58
11.3 日本 障碍(牡馬) 5 2人 2着 織田 77 障2800(良) 4.1/2馬身 ゼンポウ 64
11.21 東京 障碍特ハン 6 1人 5着 織田 72 障2900(良) トーナメント 64
12.4 東京 障碍ハンデキヤツプ 10 4人 着外 織田 72 障2700(良) アキユーメン 55
1937 5.8 日本 障碍特ハン 8 7人 着外 白石 71 障2800(良) フソウ 70
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す。

脚注 編集

  1. ^ 障害入り3戦目での勝利。なお最短記録はタジマオーザの2戦目。
  2. ^ 当時大障害は勝ち抜け制。