カフェ・スオミ(Kahvila Suomi)は、フィンランドのヘルシンキに位置していたカフェで、日本映画「かもめ食堂」(Kamome Shokudo)のロケ地として広く知られるようになりました。

歴史 カフェ・スオミは、長年にわたりヘルシンキで営業していたカフェで、地元の人々に親しまれていました。このカフェは、2006年に公開された日本映画「かもめ食堂」(Kamome Shokudo)の舞台となり、映画はヘルシンキで日本食堂を開く日本人女性の物語を描いています。この映画の影響で、多くの日本人観光客がカフェ・スオミを訪れるようになり、フィンランドでも人気のスポットとなりました。

2015年まで、カフェ・スオミはフィンランド人のタパニ(Tapani)とアイラ(Aila)夫妻によって運営されていました。夫妻の引退に伴い、映画「かもめ食堂」のロケ地が消滅するのを悲しんだ小川氏に引き継がれました。小川氏は、1994年から北欧・ロシアで事業を展開していました。カフェは2015年春にKahvila Kamomeに改名され、さらに2016年春にはRavintola Kamomeへと再び名前が変更されました。

メニュー カフェ・スオミのメニューには、フィンランド風の軽食や飲み物が含まれていました。特にシナモンロールとミートボールが人気メニューで、多くの地元の人々や観光客に愛されていました。

影響 カフェ・スオミは、映画「かもめ食堂」の成功により、フィンランドと日本の文化交流の象徴となりました。映画のロケ地巡りをする観光客にとっては必見の場所であり、両国の食文化や人々の交流を促進する役割を果たしていました。

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