カプリコルヌス (Capricornus) は、ローマ神話の登場人物。名はラテン語山羊 (caper) と (cornu) の合成語で、「角のある山羊」、つまり雄山羊を意味する。やぎ座に描かれているとされる。

ユーピテルティターン神族との戦いでユーピテルに味方した。

ギリシア神話でやぎ座に描かれているとされるアイギパーンとしばしば混同される。アイギパーンがやぎ座に描かれる由来とされる神話についてはやぎ座#ギリシア神話を参照。

また、メソポタミア神話に登場する神エンキを表す象徴である、山羊が後に統合され、カプリコルヌスとなったとの向きもある(エンキ参照)。