カレッジソフトボール
カレッジソフトボール(英: college softball)は、アメリカ合衆国の大学が参加して行われるソフトボール。一般的にカレッジベースボールが男子の競技であるのに対し、カレッジソフトボールは女子の競技である。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c9/Houston_celebrates_a_Home_Run_%28cropped%29.jpg/220px-Houston_celebrates_a_Home_Run_%28cropped%29.jpg)
主要大学は全米大学体育協会(NCAA)に加盟しているが、一部の大学は全米大学対抗体育協会(NAIA)に加盟している。
NCAA
編集全米大学体育協会(NCAA)が主催する大会で、1982年から開催されている。競技レベルごとにディビジョンI・ディビジョンII・ディビジョンIIIに区分けされており、NCAAディビジョンIは大学における全米最高峰リーグと見なされている[1]。
加盟校は通常、地域ごとのカンファレンスに所属している。カンファレンスは、ディビジョンおよび地域ごとにまとめられた基本リーグとして機能する。レギュラーシーズンの成績によって各カンファレンスにおける優勝チームが決定する。
NCAAディビジョンIには64チームが出場する。レギュラーシーズンを勝ち上がった8チームがウィメンズ・カレッジ・ワールドシリーズ(WCWS)に進出し[注 1]、WCWSの優勝チームが全米チャンピオンとなる。WCWSは、オクラホマシティにあるアメリカソフトボール殿堂博物館に隣接するデヴォン・パークにて例年6月に実施される。
ディビジョンII・ディビジョンIIIについても同様にウィメンズ・カレッジ・ワールドシリーズ(WCWS)が開催され[注 1]、各ディビジョンの優勝チームが決定される。
なお、ウィメンズ・カレッジ・ワールドシリーズ(WCWS)自体は、NCAAが設立される以前の1969年から、アマチュアソフトボール協会や大学対抗女子体育協会(AIAW)によって開催されていた。1982年からNCAAが主催している。
NAIA
編集全米大学対抗体育協会(NAIA)が主催する大会で、1981年から開催されている。NCAAの加盟校が州を代表するような総合大学が多い一方で、NAIAはリベラルアーツ系の小規模大学が多く、競技レベルにおいても一般的にNCAAより劣るとされている。また、NCAAのようなディビジョン分けは存在しない[1][2]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b NAIA ~NCAAとは別のアメリカの4年制大学スポーツ連盟 note
- ^ NAIA プランB
関連項目
編集外部リンク
編集- DI College Softball - NCAA
- Softball Home - NAIA