カール・ルートヴィヒ (ナッサウ＝ザールブリュッケン伯)
カール・ルートヴィヒ（Karl Ludwig, 1665年1月6日 - 1723年12月6日）は、ナッサウ＝ザールブリュッケン伯（在位：1713年 - 1723年）、ナッサウ＝イトシュタイン伯（在位：1721年 - 1723年）。ナッサウ＝ザールブリュッケン伯グスタフ・アドルフとエレオノーレ・クララ・フォン・ホーエンローエ＝ノイエンシュタインの息子。
| カール・ルートヴィヒ Karl Ludwig | |
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ナッサウ＝ザールブリュッケン伯 ナッサウ＝イトシュタイン伯 | |
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| 在位 |
ナッサウ＝ザールブリュッケン伯：1713年 - 1723年 ナッサウ＝イトシュタイン伯：1721年 - 1723年 |
| 出生 |
1665年1月6日.svg){kind=small} 神聖ローマ帝国ナッサウ＝ザールブリュッケン伯領、ザールブリュッケン |
| 死去 |
1723年12月6日（58歳没） イトシュタイン |
| 埋葬 | 1723年12月21日 |
| 配偶者 | クリスティアーネ・シャルロッテ・フォン・ナッサウ＝オットヴァイラー |
| 子女 |
フリードリヒ・カール ルートヴィヒ・カール |
| 家名 | ナッサウ家 |
| 父親 | ナッサウ＝ザールブリュッケン伯グスタフ・アドルフ |
| 母親 | エレオノーレ・クララ・フォン・ホーエンローエ＝ノイエンシュタイン |
生涯 編集
当初、母の弟であるヴォルフガング・ユリウス・フォン・ホーエンローエ＝ノイエンシュタインから教育を受け、テュービンゲンとパリで勉学を続けた。
大トルコ戦争中には、皇帝レオポルト1世軍の将校として従軍した。
1713年に兄のルートヴィヒ・クラフトが亡くなると、ナッサウ＝ザールブリュッケン伯位を継承した。同年、従兄弟であるナッサウ＝オットヴァイラー伯フリードリヒ・ルートヴィヒの娘クリスティアーネ・シャルロッテ・フォン・ナッサウ＝オットヴァイラーと結婚した。
カール・ルートヴィヒは領内の工業化を推進した。 ヴァルントでは、ナッサウ＝ヴァイルブルク伯ルートヴィヒ2世のもとでユグノーの定住者によりすでに確立されていたガラス貿易をさらに拡大させた。1719年以降、彼はズルツバッハ/ザールの製塩所を再建し、グラディアヴェルクを建設した。新しくつくられた町カーリンゲン（現フランスのカルラン）もカール・ルートヴィヒの名にちなんで名付けられた。
1721年に父の従兄弟にあたるナッサウ＝イトシュタイン伯ゲオルク・アウグスト・ザムエルが亡くなると、従兄弟で義父のナッサウ＝オットヴァイラー伯フリードリヒ・ルートヴィヒとともにナッサウ＝イトシュタイン＝ヴィースバーデン伯領を継承した。1722年に短期間ヴィースバーデンに居を移したが、同年にザールブリュッケンに戻り、翌年イトシュタインに移った。1723年にイトシュタインで亡くなり、12月21日にイトシュタイン城の教会に埋葬された。ザールブリュッケン城の教会にはカール・ルートヴィヒを記念する墓標がある。
2人の息子は幼い頃に亡くなったため、ナッサウ＝ザールブリュッケン伯領は従兄弟で義父でもあるナッサウ＝オットヴァイラー伯フリードリヒ・ルートヴィヒが継承した。
子女 編集
- フリードリヒ・カール（1718年 - 1719年）
- ルートヴィヒ・カール（1720年 - 1721年）
参考文献 編集
- Ernst Joachim (1882), “Karl Ludwig von Nassau-Saarbrücken” (ドイツ語), Allgemeine Deutsche Biographie (ADB), 15, Leipzig: Duncker & Humblot, pp. 311–312
- Albert Ruppersberg: Geschichte der Grafschaft Saarbrücken. Bd. 2, Saarbrücken 2. Aufl. 1910 (reprint St. Ingbert 1979), pp. 195–203
外部リンク 編集
- Nassau-Saarbrücken Karl Ludwig von in der Datenbank Saarland Biografien
- Nassau-Saarbrücken, Karl Ludwig Graf von. Hessische Biografie. (As of January 6, 2020). In: Landesgeschichtliches Informationssystem Hessen (LAGIS).
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