ガソリンエンジンの熱効率の歴史

この項目ではガソリンエンジン熱効率の歴史について述べる。

概要 編集

同エンジンは、1876年にドイツ人のニコラス・オットーにより発明されて、その後、熱効率は、少しずつ改善された。しかし、照明の歴史に見られる技術のジャンプは見られない。

照明の歴史は、1889年のエジソンの白熱灯の発明に始まり、その後、1927年には、ドイツのゲルマーらの蛍光灯の発明により技術的ジャンプがなされ、さらに、1960年代に入ると米国のホロニアク、クラフォード及び日本の西澤潤一により発光ダイオード(赤、緑、橙)が発明され、大きな技術のジャンプがなされた。

これに対して、ガソリンエンジンは、緩やかな熱効率上昇に留まった。2023年1月に発売されるトヨタ新型プリウスの熱効率は、約40%である。

このような背景にあって、2014年に、提案されたシンラタービン(Shinla turbine)は、エンジンの歴史上、最高熱効率(約80%)を実現している。

脚注 編集