クピードー
(クピドから転送)
クピードー(Cupido)は、ローマ神話の愛の神。日本語では長母音を省略してクピドとも表記される。アモール(Amor)とも呼ばれる。日本では、英語読みのキューピッド(en:Cupid)やキューピットで知られる。ギリシア神話のエロースと同一視される。

クピードー、ウィリアム・アドルフ・ブグロー、1875
エロースと若干異なり、背中に翼をつけて恋の矢(クピドの矢)を撃つ気紛れな幼児として描かれることが多い。そのため、恋人達の恋愛成就の助けになることを「恋のキューピッド」ということが多い。
サンドロ・ボッティチェッリの『春』の中で画面の上の方から目隠しをしながら三美神の中の「慎み」(castitas)を狙っているのがクピードーである。
関連項目編集
- キューピー - 1909年にデザインされたキャラクターで、クピードー(キューピット)をモデルとする。
- アモール (小惑星)
- プット
- 新・光神話パルテナの鏡 - 「キューピッドの神弓」というアイテムがある[1]。
脚注編集
- ^ “新・光神話 パルテナの鏡:装備/神器-神弓”. 任天堂. 2021年1月7日閲覧。