クラスノヤルスク会談
1997年11月に日本とロシアの間で行われた首脳会談
クラスノヤルスク会談(クラスノヤルスクかいだん、ロシア語: Встреча в Красноярске[1])は、1997年11月に、ロシアのクラスノヤルスク市内を流れるエニセイ川の船上で行われた首脳会談である[2]。
概要
編集橋本龍太郎首相とボリス・エリツィン大統領との間で行われた会談で、1993年の「東京宣言[3]」に基づき2000年までに領土問題を解決し、平和条約を締結することを目指すという内容のクラスノヤルスク合意(ロシア語: Красноярские договоренности[4])が交わされた[2]。
しかし結果として、2000年までの領土問題の解決および平和条約の締結には至らなかった。
関連項目
編集脚注
編集- ^ Kommersant-Vlast - Google Books
- ^ a b クラスノヤルスク日露首脳会談の概要(橋本総理のロシア訪問) | 外務省 - 1997年11月2日
- ^ 日ロ関係に関する東京宣言(1993.10.13)のこと。別の国際機関等による同名の宣言とは異なる。
- ^ История России в датах. Справочник - Жукова Л.В., Кацва Л.А. - Google Books
外部リンク
編集- クラスノヤルスク日露首脳会談の概要(橋本総理のロシア訪問) | 外務省 - 1997年11月2日
- 橋本首相がエレツ(エリツィンとウグイの掛詞)を釣り上げた - コメルサント紙 (Хасимото поймал на крючок ельца - Газета Коммерсантъ) - 1997年11月4日
- クラスノヤルスク会談の様子(エリツィン・センター所蔵) - 1997年11月1日