クリオスタット
冷却装置
組織標本を観察する際は光学顕微鏡下、電子顕微鏡下いずれの場合も薄切りが必要となる[2]。薄切りをするし際に組織を硬化させる必要があり、硬化させる方法には包埋法、凍結法の2種類がある。クリオスタットは凍結法に用いるもので、凍結した組織を薄切りするための医療機器である[2]。迅速病理診断時に用いる[2]。
凍結病理標本作製は(1)包埋→(2)薄切→(3)染色→(4)鏡検の順で行う。クリオスタットは(2)の薄切りを行う機器であり、組織をOCTコンパウンド、ドライアイスで固めたものを薄切りする際に用いる[1]。
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