クリスティーナ・ドイテコム

クリスティーナ・ドイテコム(Cristina Deutekom[1], 1931年8月28日 - 2014年8月7日)は、オランダのソプラノ歌手。[2][3]

アムステルダムにスティチェ・エンゲル(Stientje Engel)として生まれる[4]。5歳のころから舞台に出演し、10代のころから地元の指揮者のヤン・スミットの下で音楽を学びながらキャバレー・グループに交じって歌を歌っていた。1952年にヤープ・ドイテコムと結婚[5]し、アムステルダム音楽院のコビー・リーメルスマとフェリックス・フプカの下で声楽を学んだ。1963年にアムステルダム市立劇場でヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの《魔笛》で夜の女王役を歌ってデビューし、以後彼女の当たり役となった。1985年にビルバオヘスース・グリーディの《アマーヤ》の上演に参加中に心臓発作を起こして歌手活動から引退し、ハーグ王立音楽院で後進の指導に当たった。2004年に脳卒中で倒れてからは教育活動からも退いた。

アムステルダムにて没。

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  1. ^ ファースト・ネームの綴りについては"Christina"やクリスティーヌ"Christine"が使われることもある。
  2. ^ bach-cantatas.com
  3. ^ クリスティーナ・ドイテコム - Discogs
  4. ^ “Cristina Deutekom - obituary”. The Telegraph. (2014年9月1日). オリジナルの2017年11月16日時点におけるアーカイブ。. http://www.peeep.us/d5844655 2017年11月16日閲覧。 
  5. ^ “Echtgenoot van Cristina Deutekom overleden (88)”. The Telegraph. (2017年7月16日). オリジナルの2017年11月16日時点におけるアーカイブ。. http://www.peeep.us/224e4ed0 2017年11月16日閲覧。