グリクラジド
グリクラジド(Gliclazide)はダイアミクロン(Diamicron)などの商品名で販売されている2型糖尿病の治療に用いられる抗糖尿病薬である[2]。食事療法、運動、体重減量では改善されない場合に用いられる医薬品である[3]。投与法は経口である[2]。
IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
販売名 | Diamicron, others[1] |
Drugs.com | Micromedex Detailed Consumer Information |
胎児危険度分類 |
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法的規制 |
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薬物動態データ | |
半減期 | 10.4 hours |
データベースID | |
CAS番号 | 21187-98-4 |
ATCコード | A10BB09 (WHO) |
PubChem | CID: 3475 |
DrugBank | DB01120 |
ChemSpider | 3356 |
UNII | G4PX8C4HKV |
KEGG | D01599 |
ChEBI | CHEBI:31654 |
ChEMBL | CHEMBL427216 |
化学的データ | |
化学式 | C15H21N3O3S |
分子量 | 323.412 g/mol |
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副作用には、低血糖、嘔吐、腹痛、発疹、肝疾患などがあげられる [3][2]。重度の腎不全や肝疾患の患者、または妊娠中の人への投与は勧められない[2][3]。
グリクラジドはスルホニルウレアに属する薬の一種である[2]。作用機序は主にインスリンの放出を増やすことにより効果がある[2]。
グリクラジドは1966年に特許認定され、1972年に医療用として承認された[4]。世界保健機関の必須医薬品モデル・リストに掲載されており、 医療制度に必要とされる最も効果的で安全な医薬品である[5]。開発途上国での卸売価格は1か月分あたり約2.46から3.92米ドルである[6] イギリスの国民保健サービスにかかる1か月分の費用は約2.12ポンドである[2]。米国では販売されていない[7]。
出典
編集- ^ “Gliclazide - Drugs.com”. www.drugs.com. 27 December 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。27 December 2016閲覧。
- ^ a b c d e f g British National Formulary : BNF 69 (69 ed.). British Medical Association. (2015). p. 474. ISBN 9780857111562
- ^ a b c “Bilxona 30mg Modified-release Tablets - Summary of Product Characteristics (SPC) - (eMC)”. www.medicines.org.uk (29 August 2016). 27 December 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。27 December 2016閲覧。
- ^ Fischer, Janos; Ganellin, C. Robin (2006) (英語). Analogue-based Drug Discovery. John Wiley & Sons. p. 449. ISBN 9783527607495. オリジナルの2016-12-27時点におけるアーカイブ。
- ^ “WHO Model List of Essential Medicines (19th List)”. World Health Organization (April 2015). 13 December 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。8 December 2016閲覧。
- ^ “Gliclazide”. International Drug Price Indicator Guide. 8 December 2016閲覧。
- ^ “Gliclazide Advanced Patient Information - Drugs.com”. www.drugs.com. 27 December 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。27 December 2016閲覧。