ゲーツヘッド・サンダー (1999年)

ゲーツヘッド・サンダー(Gateshead Thunder)は、かつて活動したイングランドタイン・アンド・ウィアゲーツヘッドのプロラグビーリーグクラブである。スーパーリーグでわずか1シーズンプレーした後にハル・シャークスと合併した。同じ名称が付けられた新クラブがゲーツヘッドでのラグビーリーグを維持するためにその後に設立された。

Gateshead Thunder
クラブ情報
クラブカラー 白、紫、黄色
創設 1999年
終了 1999年(ハルFCへ合併)
以前の詳細情報
キャプテン Kerrod Walters
競技会 スーパーリーグ
1999年 6位

歴史 編集

1998年、ゲーツヘッドはスウォンジーカーディフからの誘致に先んじでスーパーリーグにおける営業権を公式に与えられた。クラブはゲーツヘッド・サンダーと命名された。

シーズン序盤の観客動員数は低かったが、シーズン終了までには3,895人に上がった。サンダーはプレーオフまでわずか勝ち点が2及ばなかったが、シーズンを6位で終えた。

リーグでのシーズン中、サンダーは70万ポンドの損失を出したと主張し、そのため1999年11月15日、理事会はサンダーとハル・シャークスとの合併の意向を発表した。そのために彼らはスーパーリーグ・ヨーロッパによって125万ポンドを支給された。プレミアシップクラブ協会は新たな合併会社がノーザン・フォード・プレミアシップに別のハルを本拠地とするチームを参入させる試みを阻止した[1]。そのため、新クラブは「ハルFC」と呼ばれ、全てのホームゲームをハルでプレーすることになった。この「合併」は彼らのスーパーリーグの地位を保持するためのハルFCによるサンダーの単純な買収として納得されてきた。

この合併に反対の元のゲーツヘッド・サンダーのファンらは、独立したクラブを保つための草の根組織、Thunder Stormを設立した。これは最終的には成功しなかったものの、地元のファンの支持によって新たなゲーツヘッド・サンダークラブが結成されることとなった。新たなゲーツヘッド・サンダーは2001シーズンにノーザン・フォード・プレミアシップでプレーすることが認められた。

出典 編集

  1. ^ Dave Hadfield. “Attempted revival of Don Valley club hits the buffers”. Independent. 2019年11月15日閲覧。