サイイド・アフマド・アイダルース

サイイド・アフマド・アイダルースアラビア語: سيد احمد العيدروس‎, Saiyid Aḥmad al-‘Aidarūs, 1899年3月3日 - 1962年)は、インドデカン地方ニザーム藩王国の軍人。最終階級は少将、ポロ作戦の際には軍総司令官でもあった。エドルース(Edroos)は英語読み。

インド軍の司令官ジャーヤント・ナート・チャウドゥリー(左)に降伏も申し入れるアイダルース(右)(シカンダラーバードにて)

生涯 編集

1899年3月3日、アイダルースは誕生した。彼はアラブ系ハドラミーの子孫であった。

1919年、アイダルースは第一ハイダラーバード槍兵隊のもと、第一次世界大戦に従軍した。

1948年9月、アイダルースは少将の階級となり、ハイダラーバード軍の総司令官となった。ポロ作戦の際、ハイダラーバード軍を率いてインド軍と戦ったが、9月18日にインド軍に降伏した。アイダルースはインド軍と戦わず、ハイダラーバード市外で降伏するよう助言していたとされる[1]

1962年某月某日、アイダルースは死亡した。

脚注 編集

  1. ^ Leonard, Karen Isaksen (2007). Locating Home: India's Hyderabadis Abroad. Stanford University Press. pp. 25, 111. ISBN 0-8047-5442-X. https://books.google.co.jp/books?id=HQCvgavbQjgC&lpg=PP111&pg=PA111&redir_esc=y&hl=ja#v=onepage&q&f=false 

関連項目 編集

外部リンク 編集