サルヴァーディカーリー(Sarvādhikārī)は、南インドヒンドゥー諸王朝における首席大臣の称号。サルヴァーディカーリとも発音される。西ガンガ朝ホイサラ朝マイソール王国などでこの地位があったが、特にマイソール王国においてこの役職の成した役割は大きい。

ティプー・スルターン

1761年マイソール王国ムスリム軍人であるハイダル・アリーはこの役職に任命され、王国の全権を握り、その後死に至るまでこの地位にあった[1]

1782年にハイダル・アリーが死亡すると、その息子ティプー・スルターンがサルヴァーディカーリーの地位を世襲し、実に2代にわたって王国を握り続けた[2]

出典・脚注 編集

  1. ^ KHUDADAD The Family of Tipu Sultan GENEALOGY
  2. ^ KHUDADAD The Family of Tipu Sultan GENEALOGY

関連項目 編集