シギリ橋
(シギリ橋崩落事故から転送)
シギリ橋(Sigiri Bridge)は、ケニアのンゾイア川にかかる上路プレートガーダー橋で、西部ブシア ブラダンギにある。
シギリ橋 | |
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座標 | 北緯0度5分40秒 東経33度59分31秒 / 北緯0.09444度 東経33.99194度座標: 北緯0度5分40秒 東経33度59分31秒 / 北緯0.09444度 東経33.99194度 |
通行対象 | 歩行者および車両 |
交差 | ンゾイア川 |
所在地 | ケニア |
特性 | |
全長 | 100m |
最大支間長 | 32m |
歴史 | |
開通 | 建設中に崩落し、再建予定 |
シギリ橋は、両端の橋台と、橋台からそれぞれ25メートル離して設けられた橋脚で支持された全長100メートルの橋である。橋は3つのスパンに分かれているが、両端のスパンはそれぞれ橋脚から9メートルずつ中央側に延びているので、最大支間長(この場合は中央のスパン長)は32メートルである。各スパンは鋼・コンクリート複合構造で、コンクリート製床版を乗せてT形梁とした12本のI形鋼で構成されている。
2014年にンゾイア川を渡ろうした9人がボートの転覆で溺れて死亡した事件を受けて、橋の建設計画が持ち上がった。2016年2月から12億ケニア・シリング(約14億円)をかけて中国の中国海外工程(COVEC)により建設が開始された。2017年7月を目標に完成予定であったが、2017年6月26日、橋の中心地点から崩落した。28人の建設作業員が怪我をして病院に搬送された。
COVECは声明を出し、橋を再建設すると発表している。