シニア向け分譲マンション

シニア向け分譲マンション(シニアむけぶんじょうマンション)は、高齢者用に作られた「分譲型集合住宅」(所有権方式のマンション)である。

概要

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自分の家(所有権)であるため、施設とは違って生活に制約がなく自由に暮らせること、また売却したり賃貸に出したりすることが可能である[1]

他に以下のような特徴がある。

  1. 家族数が少ないため、通常のファミリーマンションに比べると部屋は狭めに作られている。
  2. 健常高齢者が、それまで変わらない自立生活を継続するための設備が整っている。(キッチン、風呂等)
  3. 転倒事故防止のため段差がほとんどない、ヒートショック防止のため温度管理が行き届いている。
  4. 高齢者の家事の軽減のため、レストランや大浴場などの施設がマンション内にある。
  5. 体調の急変などに対応できるよう、スタッフが24時間常駐している。
  6. 様々なサークル活動やイベントがあり、入居者同士の交流が行われる。
  7. 医療や介護の体制が整っている。(契約はそれぞれが事情に合わせて契約する。)

人生の最後まで自宅で過ごしたいと考える高齢者が、現役時代の家に不便さを感じたり不安を抱いて、住み替えるケースが多い。リバースモーゲージ型の高齢者向け住宅ローンが普及してきており、おおむね半額程度の自己資金で購入できるようになっている。

脚注

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  1. ^ 高齢時代の住宅のあり方に関する研究報告書 社団法人不動産協会 2011 年8月発行 2022年8月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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