シフフ人は、アラビア半島東部のムサンダム半島に住んでいる民族である[1]シッヒーとも呼ばれる。漁業や畜産業を営んでおり、宗教はイスラム教である。オマーン飛び地ムサンダム特別行政区アラブ首長国連邦ラアス・アル=ハイマに分布していて、アラビア語シフフ方言を話している。オマーンには22,000人、アラブ首長国連邦には5,000人いて、総人口27,000人である。起源は、オマーン北部にあるといわれている。ムサンダム半島先端のクムザールには、地形の関係上、陸の孤島となるためシフフ人ではなく、イラン語派クムザール語を話すクムザール人が住んでいる。

シフフ人
総人口
27,000人
居住地域
オマーンの旗 オマーン22,000人
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦5,000人
言語
シフフ・アラビア語
宗教
イスラム教

関連項目 編集

脚注 編集