シーザー・グレイシーCesar Gracie)は、ブラジル男性柔術家総合格闘家アメリカ合衆国カリフォルニア州在住。シーザー・グレイシー柔術アカデミー主宰。ブラジリアン柔術七段。

シーザー・グレイシー
基本情報
本名 Cesar Gracie
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
出身地 ブラジルの旗 ブラジル
所属 シーザー・グレイシー柔術アカデミー
身長 178cm
体重 82kg
階級 ミドル級
バックボーン ブラジリアン柔術
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来歴 編集

カーロス・グレイシーJrよりブラジリアン柔術黒帯を授かった。

若年よりアメリカに渡り、1980年代に本格的に始まるグレイシー一族の渡米、移住を助ける。南カリフォルニアにてホリオン、ヒクソン、マチャド兄弟より柔術を学び黒帯を取得、その後カリフォルニア州シーザー・グレイシー柔術アカデミーを設立。デビッド・テレルジェイク・シールズニック・ディアスネイサン・ディアスギル・カスティーリョギルバート・メレンデスなどの選手を育成した。

2006年3月10日、自らの総合格闘技デビューとなったStrikeforce旗揚げ戦のメインイベントでフランク・シャムロックと対戦し、開始21秒右フックでKO負け。

MMAチームの成功 編集

グレイシー・ファミリーはアメリカ全土に道場を開いているが、そのうちUFC等、総合格闘技のメジャー・イベントで活躍する選手をコンスタントに輩出しているのは、東部のヘンゾ、中部のカーウソン、西部のシーザーだけだといえる。ヘンゾは渡米した当時、シーザー下で世話になっており、当時より伝統的な柔術よりMMA・ノー着を中心にビジネスを展開する構想を持つシーザーに影響された。MMAをアメリカに紹介したのがホリオンなら、そのMMAでグレイシー・メソッドを用いて一番成果をあげ、成功のモデルを築いたのがシーザーだといえよう。

現在も、UFC、Strikeforce、DREAMなど世界の舞台で活躍を続ける弟子達のおかげで、シーザー・グレイシー率いるチームは常勝軍団として恐れられている。青木真也も「強いMMAの選手を育てている」と舌を巻く[1]

戦績 編集

総合格闘技 戦績
1 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
0 0 0 0 0 0 0
1 1 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× フランク・シャムロック 1R 0:21 KO(右フック) Strikeforce: Shamrock vs. Gracie 2006年3月10日

脚注 編集

  1. ^ アメリカをぶっ飛ばせ!! “バカサバイバー”青木真也の『週刊ワオ木真也』 2008年6月25日

関連項目 編集

外部リンク 編集