ストライカー (1989年のパチンコ機)

『ストライカー』は、1989年7月にSANKYOが発売した、サッカーをモチーフにしたセンター役物の中に選手(ストライカー)が配置されているパチンコ機のシリーズ名。

ストライカーIとストライカーIIの2機種がある。

概要 編集

貯留型の羽根モノタイプ。足で玉を蹴るというサッカーの最も基本的な動作を初めて役物に取り入れ、よりいっそう本物のサッカーに近い興奮を味わえるようになっている。[1]

役物内は上段と下段のステージに分かれている。

Vゾーンへの主な入賞コースは、キックされてVゾーンへ入るというパターンが最も多いのだが、羽根に拾われた玉が直接下段へ落ちた場合、ワンバウンドしてVゾーンに入ることがあった。[2]

スペック 編集

  • ストライカーI
    • 賞球数 ALL13
    • 大当たり最高継続 8R
    • 最大貯留 3個
  • ストライカーII
    • 賞球数 7&13
    • 大当たり最高継続 8R
    • 最大貯留 3個

演出 編集

通常時の羽根開閉時間は短く、ストライカーIが0.35秒、ストライカーIIが0.3秒である。

大当たり時は上段ステージにストッパーが出て、上段左側に最大3個まで貯留できる。貯留解除となるのは下段に落ちた玉を6個カウントするか、羽根の開閉が15回終了した時である。

貯留解除後はVゾーンが左右に動くのが特徴である。[3]

サウンドトラック 編集

  • 『The Pachinko Music from SANKYO』キングレコード、1989年9月8日。140A 7714。
    • BGMが収録されている。

脚注 編集

参考文献 編集

  • 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド9月号』白夜書房、1989年9月1日。 共通雑誌コード T4911752109391。
  • 福井理編著『GW MOOK 305 パチンコ必勝ガイドCLASSIC クラシック Vol.2』ガイドワークス、2016年12月25日。ISBN 978-4-86535-455-3 

外部リンク 編集