スピーの彎曲(スピーのわんきょく、: Spee-Kurve、別名「矢状咬合曲線」)とは、下顎犬歯の遠心隅角と下顎臼歯部頰側咬頭頂を連ねて出来る、下方に凸している彎曲である。

赤線の部分がスピーの彎曲
発音

彎曲は湾曲、弯曲、曲線、カーブとも。

概要 編集

ドイツの解剖学者フェルディナント・グラフ(伯爵)・フォン・スピーによって1890年に発見され、彼の名がついた。

普通の人々にはこれは存在せず、このままだと物が噛みにくくなるために、治療したほうが良いと言われる。

関連項目 編集