スプーンひめのスイングキッチン
スプーンひめのスイングキッチンは、1997年(平成9年)4月から1999年(平成11年)3月まで、NHK教育テレビの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」で放送された短編アニメ。放送終了後、2010年(平成22年)度に1年間再放送が行われ[1]、2019年(令和元年)8月14日の「おかあさんといっしょ 60周年スペシャル」と2022年(令和4年)7月28日「LET'S GO!Eテレタイムマシン」のにおいても、1回分の再放送が行われた。ハイビジョン製作。
登場キャラクター
編集メインキャラクター
編集- スプーンひめ
- 声 - 潘恵子
- 本作の主人公であるお姫様。頭に赤いリボンをつけている。カップくんと毎日いっしょに遊んでいる。少々おてんば。
- カップくん
- 声 - 関俊彦
- カップで、スプーン姫の友達。持ち手に緑色のリボンをつけており、頭によく飲み物を入れている。礼儀正しいが、スプーンひめの夢の中で反旗を起こしたことがある。
- フォーク王子
- フォークで、スプーンひめの兄。メインキャラクターであるものの、出番は少ない。
サブキャラクター
編集- スポンジーヌさん
- 声 - 関俊彦
- スポンジ。スプーンひめの身体を洗ったり、こぼれた飲み物を吸い取ったりする。
- ジャムおばさん
- イチゴジャムが入った瓶の女性。
- ママレードおばさん
- マーマレードが入った瓶の女性。
- プレートキング
- 皿。スプーンひめの父親で、ショッキダナーじょうの大王。
- ナイフだいじん
- ナイフであり、スプーンひめの執事。
- カビンポットせんせい
- 花瓶の医者。カップくんが全身に巻いた白いリボンを包帯と勘違いした。
- シュガーポットさん
- 砂糖入れの男性。カップくんと外見が似ているが、持ち手が左右に二つついている。
- フラワーポットさん(うえきばちさん)
- 植木鉢の男性。かくれんぼ中のカップくんに花を根こそぎ持っていかれ、憤慨していた。
- ペッパーたいし
- 胡椒。
- ポット婦人
- ポット。鼻の部分が注ぎ口になっており、熱湯を吹っかける。
設定
編集- 真夜中に動き出すという設定。主人公(スプーンひめ)が住む国(城)・ショッキダナーじょう(食器棚)を舞台に、スプーンやフォーク、カップなどの食器がキャラクターとなって活躍する物語。
- 声は男性女性ひとりずつで構成されており、スプーンひめ、ジャムおばさん、ポットふじんなどの女性キャラクターは潘恵子が担当。カップくん、フォークおうじ、プレートキング、ナイフだいじんなどの男性キャラクターは関俊彦が担当している。
- 対象年齢は2歳から5歳までで、当時の幼児向けの月刊誌などにたびたび登場。単純なカラー、キャラクターのタッチと幼児にもわかりやすい内容で、また、食器がモチーフというのもあって、食器系を覚えるための教育の一環に持ち出されることがあった。
- 基本的にキャラクターの名前は食器(英語or日本語)+役職or呼称(日本語)だが、プレートキングのみ英語だけで構成されている。名前の意味を理解しやすいように、一部の幼児向けの月刊誌では「プレートおうさま」という名前になっている。
各話リスト
編集サブタイトルはVHSのパッケージ記載のもので、本編中には表示されない。
- リボンでドレス
- おふろはきらい
- あさのたいそう
- こぼれたミルク
- ナイフのだいめいじん
- みんなおひるね
- ドーナツたべよ
- なわとびぴょん
- おねぼうひめ
- カップくんみーつけた
- バナナでシーソー
- ぺッパーたいしです
- うんどうかい
- スイートポテトをつくろう
- ブルブルをとめて
- グミ・チョコ・パイン
- きねんしゃしんのひ
音楽
編集スタッフ
編集- 原作 - たちいりハルコ
- 脚本 - 冬杜花代子
- 音楽 - 菊池ひみこ
- 作画監督・演出・監督 - 福島治
- 共同制作 - NHKエンタープライズ
- 制作・著作 - NHK
脚注
編集NHK教育テレビ おかあさんといっしょ内ショートアニメ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ふしぎなあのこはすてきなこのこ
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スプーンひめのスイングキッチン
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