スポーツ社会学(スポーツしゃかいがく、英:Sociology of sport, Sports sociology)は、スポーツを社会現象と捉えて研究する社会学の一領域である。視点は幅広く、プロフェッショナルアマチュア、トップスポーツと大衆スポーツ、選手と観客メディア男性女性、スポーツと遊びのように、二分法的な研究も多い。

歴史

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スポーツ研究の出現は、19世紀末からである。当時はまだスポーツ社会学ではなく社会心理学の領域であった。この頃からスポーツは、国民の健康教育レジャーと関連をもつだけでなく、経済政治とも関係をもつようになったため、その社会的側面の研究が重要になった[1]。スポーツ社会学の古典としては、1930年代のオランダヨハン・ホイジンガによって書かれた『ホモ・ルーデンス』や、ノルベルト・エリアスの『文明化の過程』が挙げられる[2]

北米スポーツ社会学会が1978年に、日本スポーツ社会学会が1991年に設立されるなど、組織化も進んだ。

脚注

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  1. ^ 竹之下休蔵磯村英一編(1965年)『スポーツの社会学』、研究年報
  2. ^ 菊幸一(2011年)「スポーツ社会学における歴史社会学の可能性」、スポーツ社会学研究

関連項目

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