スーパー○×ゲーム(すーぱーまるばつげーむ、: Ultimate tic-tac-toe)とは、3×3の格子の中に配置された9つの○×ゲームで構成されるゲームである。このゲームの戦略は概念的に非常に難解で、コンピュータにとって困難であることが知られている。

未完成のスーパー○×ゲームのボード(大きい×と○はプレイヤーがとったローカル・ボードを表す)。最新の動きは上中のローカル・ボードの左中の格子に打たれた○で、×は次に左中のローカル・ボードに打たなければならない。

ルール 編集

小さい3×3の○×ゲームの格子は「ローカル・ボード」、大きい3×3の格子が「グローバル・ボード」と呼ばれる。

 
×がローカル・ボードの右上の角に打ったため、○は次の番で右上のローカル・ボードに打たなければならない。

ゲームは、先手が81個の空白の格子のうちのいずれか1つに×を打つことによって始まる。これにより相手はそれと相対的な位置に「送られる」。例えば、×がローカル・ボードの右上に打ったら、○は次に右上のローカル・ボードに打たなければならない。○はそのローカル・ボードの中の空いている9つのマスのいずれかに打て、×は違うローカル・ボードに送られる。

もしあるローカル・ボードが普通の○×ゲームのルールで取られたら、そのプレイヤーはそのローカルボードを取る。

ローカル・ボードの結果が決まった後(勝ちか負け)、そのローカル・ボードに送られたときは、そのプレイヤーは他のボードに打つことができる。

どちらかのプレイヤーがグローバル・ボードを取るか、これ以上打てなくなった時にゲームが終了する。

出典 編集

Group Actions on Winning Games of Super Tic-Tac-Toe”. Whitney, Goerge; Janoski, Janine (2016年11月26日). 2018年1月29日閲覧。

Ultimate Tic-Tac-Toe”. Orlin, Ben (2013年6月16日). 2018年1月29日閲覧。

AI Approaches to Ultimate Tic-Tac-Toe”. Lifshitz, Eytan; Tsurel, David (2016年12月26日). 2018年1月29日閲覧。