スーパークルーザー級は、コンバットスポーツにおける体重別階級の一つである。

ボクシング 編集

IBAがタイトル戦の階級としてスーパークルーザー級を認定している。190〜210ポンドの間とされるが、一定した基準はない。この階級で戦ったことがある一番有名なボクサーはジェームズ・トニーである。彼は、2001年にIBA世界スーパークルーザー級王座を獲得し[1]、2年後の2003年には(通常の)クルーザー級王座を獲得している[2]。また、1998年に元WBA世界クルーザー級王座のオーリン・ノリスが、IBA世界スーパークルーザー級王座を獲得している。多くのボクサーはこの階級ではなくクルーザー級(175 - 200ポンド(79.379 - 90.719kg))あるいはヘビー級(200ポンド(90.719kg)以上)を選択する。

2023年11月30日、WBAがスーパークルーザー級の新設を全会一致で承認。契約体重はWBCで独自に認定しているブリッジャー級と同じく200ポンドから224ポンド(90.719kg~101.604kg)。

キックボクシング・総合格闘技 編集

キックボクシング総合格闘技の王座認定団体である国際競技空手協会は、クルーザー級を84.7-88.2kg(186.1-194lbs)、スーパークルーザー級を88.3-94.1kg(194.7-207.5lbs)、ヘビー級を94.1-101.4kg(207.5-223.5lbs)としている[3]

脚注 編集

  1. ^ Guinn - Toney, Byrd - Williamson, Marquez - Mabuza: Oct 1 fight preview”. Eastsideboxing.com (2005年9月20日). 2012年6月16日閲覧。
  2. ^ Vassiliy Jirov vs. James Toney - Boxrec Boxing Encyclopaedia”. Boxrec.com. 2012年6月16日閲覧。
  3. ^ Changes to ISKA weight divisions