ソン・ホンギュ

韓国の作家

ソン・ホンギュ(孫洪奎、1975年 - )は、韓国作家

経歴 編集

1975年、全羅北道井邑生まれ。東国大学校国語国文学科卒業[1]。2001年「作家世界」新人賞を受賞しデビュー、その後は李箱文学賞白信愛文学賞呉永寿文学賞などを受賞。2010年発表の『イスラーム精肉店』で老斤里平和文学賞を受賞。

作品は短編集に『人の神話』(2005年)、『親書いわく』(2008年)、『トムはトムと寝た』(2012年)、長編小説に『鬼神の時代』(2006年)、『青年医師 張起呂』(2008年)など。

「イスラーム精肉店」は、戦争という集団的狂気が人々にもたらす凄まじいトラウマと、人種や宗教等で人を区別することの無意味さを描き、英語版とトルコ語版も出版され、多くの読者を獲得している。

2008年11月から京郷新聞で連載コーナーを持つ[1]

邦訳作品 編集

単行本 編集

アンソロジー 編集

  • 「絶望した人」橋本智保訳 in『僕は李箱から文学を学んだ』クオン、2020年11月

脚注 編集

  1. ^ a b 손홍규 - YES24 작가파일”. www.yes24.com. 2023年2月4日閲覧。