タングステン酸セシウム

タングステン酸セシウム (タングステンさんセシウム、: caesium tungstate) は、化学式Cs2WO4無機化合物である。非常に密度の高い溶液を作ることで知られ、他の多くの岩石はこの溶液に浮くもののダイヤモンドは沈むため、ダイヤモンドの加工に用いられる。

タングステン酸セシウム
識別情報
CAS登録番号 13587-19-4
PubChem 22269592
特性
化学式 Cs2WO4
モル質量 513.65 g/mol
融点

>350 [1]

関連する物質
その他の陽イオン タングステン酸リチウム
タングステン酸ナトリウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

性質

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非常に吸湿性の高い無色の結晶を形成する。直方晶系から六方晶系への相転移は、536 ℃で生じる。

合成

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塩化セシウムタングステン酸銀の反応か、タングステン酸水酸化セシウムの反応によって合成される。

危険性

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急性毒性があり、刺激の原因となる。皮膚や目に触れると、炎症を引き起こす。

出典

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