ダブル・スター
『ダブル・スター』(Double Star)は、アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインによるSF小説。『アスタウンディング』誌の1956年2月号から4月号まで連載され、その年のヒューゴー賞ベスト長編に選ばれた[1]。単行本は同じ年にダブルデイ社から刊行された[2]。
ブライアン・オールディスはこの作品を、「私の好みからすると、ハインラインの最も愉快な小説」とし、ホープの『ゼンダ城の虜』との共通点を指摘している[3]。
日本では1964年に創元推理文庫のSFマーク部門から『太陽系帝国の危機』の題名で井上勇の翻訳により刊行された[4][5]。1994年には『ダブル・スター』と改題された森下弓子の新訳が創元SF文庫から刊行された[5]。他に矢野徹による翻案『栄光の星よ、はるかに』(中一コース連載)がある[6]。
書誌情報(日本語訳) 編集
脚注 編集
参考文献 編集
- 高橋良平「解説」『ダブル・スター』東京創元社〈創元SF文庫〉、1994年6月24日、269-279頁。ISBN 448861812X。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- Double Starの出版情報 - Internet Speculative Fiction Database(英語)
- ダブル・スター - 東京創元社