テレビ中毒(てれびちゅうどく、: Television addiction)とは、テレビ番組を視聴することに関連した不適応的または強迫的な行動に関連した依存症モデルである[1][2][3]。テレビ中毒者の中にはテレビの視聴時間を減らす事を試みてみたものの実現できなかった人や、テレビを見るのを止めることによって禁断症状の出る人がいる[4]

テレビの前でテレビを見ている子どもは、テレビが子どもたちに与える中毒性を物語っている

分析

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このモデルに関する最新の医学的レビューでは、病的なテレビ視聴行動は真の行動依存症を構成する可能性があると結論づけたが、これを示すためにはこのトピックに関するさらなる研究が必要であると指摘した[5]。この強迫は、多くの場合、非常に制御しにくいものである。テレビ中毒モデルは、薬物ギャンブルなどの他の形態の行動依存症と類似点があり、それらも強迫的な行動の一種である。

認識

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テレビ中毒はDSM-IVで診断可能な状態ではない[6]

物質使用障害のDSM-Vとの類似点がある。

考えられる行動上の影響

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出典

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  1. ^ TV Addiction: Characteristics and Treatment : Healthline
  2. ^ How Viewers Grow Addicted To Television - The New York Times
  3. ^ Television addiction: Implication for enhancing media literacy for healthy use of technology Manoj Kumar Sharma1, Girish N Rao2, Vivek Benegal3, K Thennarasu4 - Indian Journal of Social Psychiatry
  4. ^ 中国新聞. “TVなし生活 ~広島市の「実験」から (中)禁断症状”. 2011年5月14日閲覧。
  5. ^ “Hidden addiction: Television”. J Behav Addict 2 (3): 125–32. (2013). doi:10.1556/jba.2.2013.008. PMC 4114517. PMID 25083294. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4114517/. 
  6. ^ McIlwraith, Robert. “"I', addicted to television": the personality, imagination, and TV watching patterns of self-identified TV addicts”. www.bnet.com. 17 September 2011閲覧。

関連項目

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外部リンク

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