テレーゼ・フォン・ナッサウ

テレーゼ・フォン・ナッサウ＝ヴァイルブルク（Therese von Nassau-Weilburg, 1815年4月17日 - 1871年12月8日）は、ドイツのナッサウ公ヴィルヘルムの娘で、オルデンブルク公子ピョートル・ゲオルギエヴィチの妃。

テレーゼ Therese
ナッサウ＝ヴァイルブルク家
出生	(1815-04-17) 1815年4月17日 ナッサウ公国、ヴァイルブルク
死去	(1871-12-08) 1871年12月8日（56歳没） オーストリア＝ハンガリー帝国、プラハ
配偶者	ピョートル・オリデンブルクスキー
子女	アレクサンドラ ニコライ ツェツィーリヤ アレクサンドル エカテリーナ ゲオルギー コンスタンチン テレーザ
父親	ヴィルヘルム1世
母親	ルイーゼ・フォン・ザクセン＝ヒルトブルクハウゼン

生涯

ナッサウ＝ヴァイルブルク侯（1816年よりナッサウ公）ヴィルヘルムとその最初の妻でザクセン＝ヒルトブルクハウゼン公フリードリヒの娘であるルイーゼの間の次女として生まれた。全名はテレーゼ・ヴィルヘルミーネ・フリーデリケ・イザベレ・シャルロッテ（Therese Wilhelmine Friederike Isabelle Charlotte）。

1837年にビーブリッヒにおいて、オルデンブルク大公家の公子でロシア皇帝パーヴェル1世の外孫であるピョートルと結婚した。夫妻はロシア貴族として生涯を送り、間に8人の子女をもうけた。

1871年にプラハで亡くなった。

子女

• アレクサンドラ（1838年 - 1900年） - 皇帝ニコライ1世の三男ニコライ・ニコラエヴィチ大公と結婚し、息子を2人もうける
• ニコライ（1840年 - 1886年） - マリヤ・ブラツェルと貴賤結婚し、オステルンブルク伯爵家の始祖となる
• ツェツィーリヤ（1842年 - 1843年）
• アレクサンドル（1844年 - 1932年） - ロイヒテンベルク公女エフゲニヤ・マクシミリアノヴナ（ニコライ1世の外孫）と結婚
• エカテリーナ（1846年 - 1866年）
• ゲオルギー（1848年 - 1871年）
• コンスタンチン（1850年 - 1906年） - アグリッピナ・ジャパリジェ公爵令嬢と貴賤結婚し、ツァルケナウ伯爵家の始祖となる
• テレーザ（1852年 - 1883年） - 第6代ロイヒテンベルク公ゲオルギー・マクシミリアノヴィチ（ニコライ1世の外孫）と結婚

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、テレーゼ・フォン・ナッサウに関するカテゴリがあります。