ディオスポスの画家: Diosphos Painter)は、古代ギリシアアッティカ黒絵式陶器の画家である。活動時期は紀元前500年頃から前475年頃。本名は知られていない[3]

黒絵式レキュトス。ヘクトルの遺体を引きずるアキレウスを描いている。ルーヴル美術館所蔵[1]
黒絵式レキュトス。レルネのヒュドラと戦うヘラクレスイオラオスを描いている。ルーヴル美術館所蔵[2]

ディオスポスの画家は多作で、細長い形状の陶器レキュトスアラバスターを専門とした。あまり目立たない黒像式陶器の画家のグループに属しているが、その様式には一貫性があり、独特の芸術的個性を示唆している[3]白地技法英語版[4]シックス技法英語版を使用している[3]

ギャラリー 編集

脚注 編集

  1. ^ lécythe”. ルーヴル美術館公式サイト. 2022年8月20日閲覧。
  2. ^ lécythe”. ルーヴル美術館公式サイト. 2022年8月20日閲覧。
  3. ^ a b c The Diosphos Painter”. 大英博物館公式サイト. 2022年8月20日閲覧。
  4. ^ a b Terracotta lekythos (oil flask)”. メトロポリタン美術館公式サイト. 2022年8月20日閲覧。
  5. ^ lécythe”. ルーヴル美術館公式サイト. 2022年8月20日閲覧。
  6. ^ Terracotta neck-amphora (jar)”. メトロポリタン美術館公式サイト. 2022年8月20日閲覧。
  7. ^ Terracotta neck-amphora (jar)”. メトロポリタン美術館公式サイト. 2022年8月20日閲覧。

関連項目 編集