トマス・リネマン・ラウプ(Thomas Linnemann Laub 1852年12月5日 - 1927年2月4日)は、デンマークオルガニスト作曲家。教会音楽を専門とした。

トマス・ラウプ
Thomas Laub
基本情報
生誕 1852年12月5日
 デンマーク、Langå Sogn
死没 (1927-02-04) 1927年2月4日(74歳没)
 デンマークゲントフテ
ジャンル クラシック
職業 オルガニスト作曲家

生涯 編集

フュン島のLangå Sognに生まれた。牧師のLangåを父とし、母はFredericiaであった。ソーレ学校(Sorø Akademi)で1871年に学位を取得。神学の勉強をやめにしてデンマーク音楽アカデミーに入学、オルガニストとしての訓練を受けた。その後副牧師としてTrinitatis教会(1877年–1881年)、オルガニストとしてHelligånds教会(1884年–1891年)、Holmens教会(1891年–1925年)と、 デンマークの3か所の教会に勤めている。

イタリアへの長期旅行(1882年–1883年)とバイエルンへの短期滞在(1886年)の影響から1887年に教会で歌われる讃美歌の本を出版し、その中で初めて教会歌唱の革新を訴えた。他の音楽家からの猛烈な批判を浴びつつも、自らの改革案を堅持したラウプは広く議論を巻き起こした。彼が作曲した曲の多くは教会音楽と民謡を中心としており、後には民謡の歌唱へ集中するようになっていた。

1927年、ゲントフテに74歳で没しゲントフテ墓地に埋葬された[1]

出典 編集

  1. ^ Thomas Linnemann Laub: In: www.gravsted.dk, abgerufen am 20. September 2012 (dänisch)

外部リンク 編集