ドニエプル・ブク運河
ドニエプル・ブク運河 (ドニエプル・ブクうんが、ベラルーシ語: Дняпроўска-Бужанскі канал、英語: Dnieper-Bug Canal)は、ベラルーシ南部を東西に結ぶ内陸運河で、直接にはムハヴェツ川(ブク川の支流)とピナ川を結び、東はピナ川を通してウクライナのドニエプル川に通じて、西はポーランドのブク川からヴィスワ川に通じて、その延長を利用して黒海とバルト海を結ぶことになる。全長は、ブク川上のブレストからピナ川上のピンスクまでで、196 km。[1]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fc/UkraineNWpripjat.png/300px-UkraineNWpripjat.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2b/%D0%A1%D0%B5%D0%BB%D1%96%D1%88%D1%87%D0%B0._%D0%94%D0%BD%D1%8F%D0%BF%D1%80%D0%BE%D1%9E%D1%81%D0%BA%D0%B0-%D0%91%D1%83%D0%B3%D1%81%D0%BA%D1%96_%D0%BA%D0%B0%D0%BD%D0%B0%D0%BB._%D0%92%D0%BE%D0%B4%D0%B0%D0%BF%D0%B0%D0%B4%D0%B7%D0%B5%D0%BB_%2815%29.jpg/200px-%D0%A1%D0%B5%D0%BB%D1%96%D1%88%D1%87%D0%B0._%D0%94%D0%BD%D1%8F%D0%BF%D1%80%D0%BE%D1%9E%D1%81%D0%BA%D0%B0-%D0%91%D1%83%D0%B3%D1%81%D0%BA%D1%96_%D0%BA%D0%B0%D0%BD%D0%B0%D0%BB._%D0%92%D0%BE%D0%B4%D0%B0%D0%BF%D0%B0%D0%B4%D0%B7%D0%B5%D0%BB_%2815%29.jpg)
短史
編集ドニエプル・ブク運河は、18世紀にポーランド・リトアニア共和国のスタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ国王によって建設された。19世紀末には、近辺の鉄道建設により衰退して、ほぼ使用されなくなったが、20世紀前半のソビエト時代に再建設が行われた。しかしその後もまた衰退をたどり、最近またベラルーシ政府は長さ110メートル、幅12メートル、喫水2.2メートルの船を通すような再建設を始めるとしている。[2]