ナイロビ通勤鉄道(ナイロビつうきんてつどう)(英語:Nairobi Commuter Rail)通称NCRは、ケニアの首都であるナイロビとその近郊を結ぶ鉄道網である。

ナイロビ通勤鉄道
概要
種別 通勤鉄道
駅数 22
路線 5
運営
運営者 ケニア鉄道会社英語版 KRC (Kenya Railways Corporation)
路線諸元
線路総延長 165 km (102.53 mi)[1]
軌間 1,000 mm (3 ft 3 38 in) メーターゲージ
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概要

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ナイロビ通勤鉄道は5路線22駅を擁している。 2023年の上半期には、1日あたり7354人の旅客がこの鉄道網を利用した。[2]

路線の近代化ののち、近郊鉄道は2020年11月10日に当時の大統領であるウフル・ケニヤッタによって運行が開始された。[3]

2023年12月15日には、大統領であるウィリアム・ルトの下で新たなリルタ〜ンゴング英語版 線の建設が開始された。この路線は中国路橋工程 (CRBC)によって建設されている。[4] 第二期工事においてこの路線はキセリアン英語版まで延伸され、第三期工事ではオンガタ・ロンガイ英語版まで延伸される予定である。[5]

 
ナイロビ近郊鉄道の路線図

車両

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2020年4月に、ケニア鉄道会社英語版 は11編成の更新された気動車マヨルカ鉄道から譲受した。[6] これらの車両は1994年から2003にかけてCAFによって マヨルカ鉄道61系気動車スペイン語版 として製造され、スペインマヨルカ島メーターゲージ路線網で走っていた。

 
マヨルカ鉄道時代の61系気動車

脚注

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