ナトラム
ナトラム(Nattramn、1975年9月7日-)は、スウェーデンのミュージシャン、作家、統合失調症患者である。ブラックメタルバンド「サイレンサー(Silencer)」の元ボーカルとして知られている。同バンドのアルバム『Death- Pierce Me』のレコーディング中に自傷行為をした。甲高い叫び声やその他の極端なボーカルテクニックからなる奇妙なスタイルが特徴的である。
Nattramn | |
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出生名 | Mikael Nilsson |
生誕 |
1975年9月7日(49歳)[1] スウェーデン スモーランド地方マルカリュード |
ジャンル |
ブラックメタル ダーク・アンビエント ドローン |
職業 |
ミュージシャン 作家 |
担当楽器 |
ボーカル キーボード |
活動期間 | 1994年 – |
レーベル | Prophecy Productions[2] |
共同作業者 | サイレンサー |
匿名で活動をしていたため、ナトラムの正体についてはほとんど知られていない[3]。しかし、唯一確認できるのはバンドの宣材写真のみで、顔に血まみれの包帯で完全に覆われているナトラムの姿が写し出されている。彼はスウェーデンのスモーランド地方のマルカリュードで生まれた。
概要
編集1998年にサイレンサーにメンバーとして加入した。アルバム『Death -PierceMe』のレコーディング中に手首と手を切るといった自傷行為をした。この自傷行為によって死にかけている動物のように聞こえる独特の甲高い嘆きのようなボーカルスタイルを披露した[4]。このアルバムの発売後、ベクショーにある精神病院で強制収容させられる[3]。これによりバンドは突如活動を停止することとなる。その後、ナトラムはベクショーに住むことを決意する。
ソロプロジェクト「Diagnose:Lebensgefahr」を結成し、2007年にアルバム『Transformalin』を発売[5][6]。2012年、ソロプロジェクト「Trencadis」として「Ödelagt」という曲を発表。この曲は、ナトラムの音楽キャリアの始まりとして説明されており、サイレンサーに加入する数年前に1994年にSinneskrossというプロジェクト名で作られたものである。ノルウェーのプロジェクト・バンド「バーズム」を彷彿とさせるダーク・アンビエントスタイルでもある[7]。
ディスコグラフィー
編集Trencadis
編集- 1996年 - Ödelagt
Silencer
編集Diagnose: Lebensgefahr
編集- 2007年 - Transformalin
出版物
編集- 2011年 - Grishjärta
脚注
編集- ^ https://www.metal-archives.com/artists/Nattramn/7107
- ^ “Silencer” (english) (January 26, 2017). February 16, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。January 26, 2017閲覧。
- ^ a b Natti Natti Nattramn Retrieved January 26, 2017
- ^ [1] Retrieved November 8, 2017
- ^ Diagnose:Lebensgefahr Retrieved January 26, 2017
- ^ Nattramn Retrieved January 26, 2017
- ^ [2] Retrieved November 8, 2017
- ^ Nattramn - Grisharta (2011) Retrieved January 26, 2017