ニムル・アルニムル
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ニムル・アルニムル（Sheikh Nimr al-Nimr、1959年6月21日 - 2016年1月2日)は、イスラム教シーア派の代表的聖職者[3][4][5]。
Nimr Baqir al-Nimr | |
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نمر باقر النمر | |
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| 肩書き | シャイフ, アーヤトッラー |
| 個人情報 | |
| 生誕 |
1959年6月21日 |
| 死没 |
2016年1月2日（56歳） |
| 宗教 | シーア派[1] |
| 国籍 | Saudi Arabian |
| 民族 | Arab |
| 教派 | Usuli 十二イマーム派 |
| 宗派 | ジャアファル法学派 |
| 教育 | イラン, シリア・アラブ共和国[1] |
| 地位 | |
| 先代 | Post created |
| 次代 | Unknown |
| 地位 | Friday Prayers leader, al-Awamiyah[2] |
| 公式サイト |
sknemer |
イランの支援を受けていたが、2016年、殉職した[6]。
2016年のイラン、サウジアラビアの断交の原因になった人物である。
解説 編集
ニムル・アルニムル師は、サウジアラビアにおいてシーア派の指導者であり、反体制派の一人であった。彼は、サウジ政府に対して人権侵害や政治的抑圧を批判し、穏健な反体制派として知られていた。
2016年、ニムル・アルニムル師は、テロ行為や武装闘争を扇動したとして、サウジ政府によって逮捕され、死刑判決を受けた。この判決は、サウジアラビア国内外で激しい非難を浴びた。ニムル・アルニムル師は、人権団体や国際社会からの支援を受けて、自らの潔白を訴えていた。
2016年1月2日、サウジアラビア政府は、ニムル・アルニムル師を含む47人の死刑囚を処刑した。この処刑に対して、イラン政府は激しく抗議し、サウジアラビアのテヘラン大使館を襲撃した。これをきっかけに、両国間の外交関係は断絶し、イランとサウジアラビアの対立が一層激化することとなった。
ニムル・アルニムル師の処刑と、それに伴う両国間の外交関係の断絶は、中東地域の安定に大きな影響を与えた。両国は、政治的・宗教的な対立が深刻化し、地域の紛争やテロ事件を助長することとなった。
脚注 編集
- ^ a b Gfoeller, Michael (23 August 2008). Meeting with controversial Shi'a sheikh Nimr. WikiLeaks. WikiLeaks cable: 08RIYADH1283. オリジナルの8 May 2013時点におけるアーカイブ。 2012年1月23日閲覧。.
- ^ Abu-Nasr, Donna (2009年4月1日). “Saudi government cracks down on Shiite dissidents”. The San Diego Union-Tribune/AP. オリジナルの2014年10月15日時点におけるアーカイブ。 2012年2月21日閲覧。
- ^ “サウジアラビアとイランの国交断絶とその影響”. 住友商事グローバルリサーチ(SCGR). 2023年3月16日閲覧。
- ^ https://www.amnesty.org/en/wp-content/uploads/2021/06/mde230041989zh.pdf
- ^ https://www.hiroshima-cu.ac.jp/uploads/2017/05/hiroshimapeaceseminar2017text.pdf
- ^ “日本は中東のパートナーか - 日本経済新聞”. 日本経済新聞 電子版. 2023年3月16日閲覧。
外部リンク 編集
ウィキメディア・コモンズには、ニムル・アルニムルに関するカテゴリがあります。