ニーウ・アムステルダム (オランダ)
ニーウ・アムステルダム(Nieuw-Amsterdam)は、オランダ・ドレンテ州の村である。
ニーウ・アムステルダム Nieuw-Amsterdam | |
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座標 : 北緯52度42分54秒 東経6度51分45秒 / 北緯52.71500度 東経6.86250度 | |
行政 | |
国 | オランダ |
州 | ドレンテ州 |
基礎自治体 | エメン |
地区 | ニーウ・アムステルダム |
地理 | |
面積 | |
地区域 | 12.75 km2 |
陸上 | 12.34 km2 |
水面 | 0.42 km2 |
人口 | |
人口 | (2008年現在) |
地区域 | 4,890人 |
人口密度 | 396人/km2 |
歴史
編集1850年、アムステルダムからの入植者たちが、この付近の泥炭地を買い取り、自分たちの街の名前をとってAmsterdamscheveld(アムステルダムの野)と名付けた。そして、数年後にその近くに作られた植民村がニーウ・アムステルダム(新アムステルダム)と呼ばれることになった。
この村は、泥炭の取引で急速に成長した。カリフォルニアのゴールド・ラッシュになぞらえて、ドレンテ州は「ドレンツ・カリフォルニア」と呼ばれた。
この村の発展には、フェルレングデ・ホーヘフェーンセ・ファールトと呼ばれる運河沿いにあることが有利に働いた。
ゴッホの滞在
編集フィンセント・ファン・ゴッホは、1883年秋にドレンテ州を訪問した際、ほとんどをニーウ・アムステルダムで過ごした。ゴッホが泊まった家は、今日「ファン・ゴッホの家」として知られている。近年、エメンの基礎自治体政府がこの建物を撤去しようとしたが、間際になって計画は撤回された。現在、レストランと博物館が入っている。「ニーウ・アムステルダムの跳ね橋」は、この地に滞在中に制作された中で最も有名な作品である。
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ニーウ・アムステルダムに残る「ゴッホの家」。
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ゴッホの「ニーウ・アムステルダムの跳ね橋」1883年、水彩。
交通
編集オランダ鉄道のニーウ・アムステルダム駅がある。
参考文献
編集- Dijk, Wout J., & van der Sluis, Meent W.: De Drentse tijd van Vincent van Gogh, Boon uitgeverij, Groningen 2001 ISBN 90-75913-18-4