ノート:アッティカ方言

最新のコメント:1 年前 | トピック:改名提案 | 投稿者:Vetalapancavimsatika

この記事は部分的にでも書き改めた方がよいのではないでしょうか。

古アテナイ方言の記事を要約すると、「古アテナイ方言とは汎マケドニア・ギリシア帝国およびビザンチン帝国の公用語たるコイネーの一方言である」と読めます。

この内容はゴルギアス(哲学者:紀元前487年生 - 紀元前376年没)、エポード(ギリシア古典劇の合唱隊歌に関する記事)の記事中にある「古アテナイ方言」という表記が指示するものとは時間的な「ずれ」があります。

「これこれの分野では『古アテナイ方言』という用語はヘレニズム~ビザンチン帝国期の言語を指す」ことをご存知の方がおいででしたら、できれば出典あるいは参考文献をお示しになったうえでご教示ください。

ただ現時点では「古アテナイ方言とは、古典期すなわち紀元前5世紀から4世紀にかけてアテーナイで使用された言語であり、トゥキュディデス(ツキジデス)の歴史書、エウリピデスはじめ3大悲劇詩人らの演劇、プラトン、アリストテレスの哲学的著作を生んだ時代と場所の言語」であると私は認識しています。その点が誤謬であるならご指摘ください。--かねだあい 2009年9月11日 (金) 03:41 (UTC)返信

「古アテナイ方言」という名称を使ってるから混乱が生じるんでしょうね。「東ローマ帝国時代(中世ギリシア語)のアッティカ方言」という表現ならこうはならない気がします。「古アテナイ方言」というと、en:Attic Greek にある(※ 最後の century は BC を書き忘れていると思われる)
"Old Attic" is a term used for the dialect of Thucydides (460-400 BC) and the dramatists of Athens' remarkable 5th century;
という解釈が想起されますから、不自然な説明に思えるのも仕方ありません(かねだあい さんの認識も、おそらくこれでしょう)。
もしこの記事の「古アテナイ方言」が上記の Old Attic とは異なるもので、ヘレニズム期以降も包括するのであれば、出典を示していただかないとほかの記事との整合性がとれず混乱します。出典を示せないなら、その部分を削除して、残りは「古代ギリシア語」に統合するのがよいでしょう。ヘレニズム期以降のことを含まないのであれば、古アテナイ方言は要するに Old Attic であり、日本語で一般に「古典ギリシア語」と呼ばれるものなわけですから。--黒の聖書 2010年2月26日 (金) 07:52 (UTC)返信


黒の聖書様、

ご返答に気付くのが遅くなりすみません。

>(かねだあい さんの認識も、おそらくこれでしょう)。

そのとおりです。

[[古アテナイ方言]]にリンクされている他言語版(全て読めるわけではありませんが)でも「コイネーに先立つ時代のアッティカの言語」という記事が主流で「コイネーの一方言」という記述は見当たりません。

>出典を示せないなら、その部分を削除して、残りは「古代ギリシア語」に統合するのがよいでしょう。

現状のままでこの記事全体を古代ギリシア語#古典ギリシア語に移すこともできません。英語版en:Old Atticの翻訳記事と差し替えることも一方策かと思います。その上で現在「古代ギリシア語」にリダイレクトされている「古典ギリシア語」を独立させ、そっちに「古アテナイ方言」をリダイレクトするのはいかがでしょう。

ヘレニズム期のコイネーにおいてアッティカ方言的な要素がその文化的な権威により影響力を保ち続けたこと自体を否定するのではありません。ただしそうするとコイネー記事中のAttic -ττ-:Koine -σσ-を「通時的変化」とするような記述を温存してまでコイネーアッティカ方言の栄光を称える(?)必要があるのか甚だ疑問です。(-σσ-の件はアッティカ的特徴が他方言によって駆逐された例であって通時的変化ではないと私は見ています。) --かねだあい 2010年3月23日 (火) 04:45 (UTC)返信


ご返答いただきありがとうございます。ご提案の、項目の整理の方向としては、
  • 古典ギリシア語(リダイレクト) → 古代ギリシア語
  • 古アテナイ方言
となっているのを
  • 古代ギリシア語
  • 古アテナイ方言(リダイレクト) → 古典ギリシア語(en:Attic Greek の翻訳)
にしてはどうか、ということでよろしいでしょうか?
「英語版en:Old Atticの翻訳」(* Attic Greek の誤植ですよね?)というご提案には賛同しますので、よければ時間のあるときに翻訳をやってみようかと思います。ただしその場合、私としては “Attic Greek” の翻訳にするなら項目名は「アッティカ方言」として
  • 古典ギリシア語(リダイレクト) ┬→ アッティカ方言(Attic Greek の翻訳)
  • 古アテナイ方言(リダイレクト) ┘
と整理した方がよい気がします。他方言やギリシア祖語との比較をするときに、一つだけ地方名が入っていないのは不自然でしょう。と言っても、このへんは訳文ができてから考えればいいことですが。--黒の聖書 2010年3月25日 (木) 16:08 (UTC)返信

改名提案 編集

現在の記事名「古アテナイ方言」からギリシア語アッティカ方言」へ改名提案します。改名先は「アッティカ方言」でも良いですが、「ギリシア語イオニア方言」と合わせるためこちらにします。理由は主に3つです。

  1. リンク元や以下の出典検索をみる限り、「古アテナイ方言」より「アッティカ方言」の方が一般的。
    1. 出典検索?"古アテナイ方言" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · ジャパンサーチ · dlib.jp · ウィキペディア図書館
    2. 出典検索?"アッティカ方言" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · ジャパンサーチ · dlib.jp · ウィキペディア図書館
    3. 出典検索?"ギリシア語アッティカ方言" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · ジャパンサーチ · dlib.jp · ウィキペディア図書館
  2. en:Attic Greekなど他言語版との整合性。
  3. 上の2010年の会話でも指摘されているように、「古アテナイ方言」は問題含み。

特に何もなければ早くて一週間後に改名を実行します。改名後、たぶん私が記事を出典付きでリライトします。--Vetalapancavimsatika会話2023年2月2日 (木) 17:52 (UTC)返信

【訂正】やっぱり改名先を「アッティカ方言」にして、ついでに「ギリシア語イオニア方言」を「イオニア方言」に改名します。--Vetalapancavimsatika会話2023年2月2日 (木) 18:09 (UTC)返信

  改名してリライトしました。--Vetalapancavimsatika会話2023年2月9日 (木) 21:22 (UTC)返信
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