ノート:イマーム

最新のコメント:16 年前 | 投稿者:Kotoito

ホメイニは自称“第七代イマームの子孫”だそうですが、傍系子孫にはシーア派イマームたる資格はないのでしょうか?YODAFON 2007年10月21日 (日) 07:58 (UTC)返信

Kotoitoです.まど記事がきちんと立っていませんが,ムハンマドの子孫を称する人びと(サイイドシャリーフ)が山盛りいます.たとえばイランのシーア派聖職者でいえば黒ターバンを巻いている人びとです.これらの人びとは大部分がハサンあるいはフサインの子孫ですが,ホメイニーもその一人ということになります.さて,この際「シーア派イマーム」が何を指すかによって様相が異なってきます.たとえばホメイニーの属する十二イマーム派のイマームということであれば,教義的には現在も第12代イマーム・ムハンマド・ムンタザルが再臨の日まで隠れている(大ガイバ中)ということになりますから,十二イマーム以外にイマームは存在し得ません.しかしながら,シーア派といってもかなり広がりがあり,さまざまな分派があります.大きな所ではザイド派イスマーイール派です.これらもあわせると非常に大きな枠でのシーア派のなかでは単にアリーの子孫であるという以上の共通項は見えてこないかもしれません.そういう意味から言えば,イマームの資格は直系/傍系の枠にとらわれるものではありません.というよりも,ある系統が直系か傍系かというのは,むしろ後代から形成されるもの,あるいは一つの立場からの政治的主張ともいえるように思われます.--Kotoito 2007年10月21日 (日) 15:39 (UTC)返信
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