ノート:サンダタンジュウ
改名の提案
編集- 「炭獣」は Anthracotherium の訳語であり、一般的には「アントラコテリウム科」の総称として用いられる用語です(冨田幸光ほか「新版 絶滅哺乳類図鑑」丸善,2011.01,p.190)。
よって、本項が「炭獣」についての記事であるならば、冒頭部分の「アントラコテリウム科ボトリオドン属の草食哺乳類」との記述、分類表中で種レベルの「サンダタンジュウ」を本項の分類群としていること、および他言語版のリンク先がボトゥリオドン属となっていることは、いずれも誤りということになります。
A. 項目名を(現在の記事内容に合わせて)「サンダタンジュウ」(種名)に改めるか、
B. (化石哺乳類の記事によくあるように)「ボトゥリオドン」(属名)に改めるか、
C. (「炭獣」類のより一般的な名称として)「アントラコテリウム科」(科名)に改めるか、
いずれにせよ、しかるべく記事内容とリンク先を改めることが望ましいと考えます。
私自身は(記事内容のウェイトから見て)A.「サンダタンジュウ」への改名が最も妥当ではないかと考えていますが、いかがでしょうか。--Inukawa 2011年7月25日 (月) 08:57 (UTC)
改名提案
編集2011年に提案があったようですが、議論が成立せず流れてしまったようです。2011年時点で合意形成が成立したことにして改名しても良いかと思いましたが、提案以来12年が過ぎていることもあり、再度の改名提案を提出します。
冨田幸光ほか『新版 絶滅哺乳類図鑑』(丸善出版、2011年、ISBN 9784621082904)の190頁を確認したところ、ではアントラコテリウム科が炭獣類と等しいものとされており、その根拠としてアントラコテリウムを直訳すると「石炭のけもの」になることを挙げ、化石が石炭層から発見されたことにも触れています。このため利用者:Inukawa(会話 / 投稿記録)さんの示す根拠を確認できました。加えて他の文献では岡崎美彦『北九州市立自然史・歴史博物館研究報告A類』「山口県肥中鍋島から産した漸新世ブラキオダス化石」(2003年)が炭獣類をanthracothere、炭獣科をAnthracotheriidaeとしています。岡崎(2003)で取り扱われているマテリアルはBrachyodus属未定種なので、この点でも炭獣がボトリオドンと等しい存在ではないことが分かります。加えて兵庫県立人と自然の博物館の刊行物[1]においても炭獣類はアントラコテリウム科と括弧書きで示されています。このため、一般にアントラコテリウム科の総称として「炭獣」が用いられるという利用者:Inukawa(会話 / 投稿記録)さんの主張は正しいです。
このため改名を提案します。現在の記事は半分がサンダタンジュウについての説明であるため、本項はサンダタンジュウへ改名し、改名先で記事の内容を整理する(サンダタンジュウ以外の記述を排除してよりサンダタンジュウを記事主題に改める)のが良いと判断します。なお、リダイレクトとして残る「炭獣」のページはアントラコテリウム科へのリダイレクトとするのが先の文献から示されるように適切でしょう。
以上を以て改名の提案とします。--ノボホショコロトソ(会話) 2023年11月11日 (土) 00:35 (UTC)
- 賛成 敬意を込めて賛成します。--アッスちゃん(会話) 2023年11月11日 (土) 02:08 (UTC)
- 済 改名しました。--ノボホショコロトソ(会話) 2023年11月18日 (土) 08:15 (UTC)
- ありがとうございます。--Inukawa(会話) 2023年12月19日 (火) 03:37 (UTC)
- お骨折りに感謝いたします。--Inukawa(会話) 2023年12月19日 (火) 03:46 (UTC)
- ありがとうございます。--Inukawa(会話) 2023年12月19日 (火) 03:37 (UTC)
- 済 改名しました。--ノボホショコロトソ(会話) 2023年11月18日 (土) 08:15 (UTC)