ノート:モロトフ火炎手榴弾

最新のコメント:5 年前 | トピック:内容への疑義と改善への提案 | 投稿者:Sugarman

「モロトフ火炎手榴弾」と「モロトフカクテル」(火炎瓶)は構造や製作意図、歴史的経緯からみて別物ではないかと思うのですが、同一の項目にしてしまってよいのでしょうか?

実際「火炎瓶」の項目では「モロトフ火炎手榴弾」とは異なる構造であるように書かれているのですが・・・。


モロトフ火炎手榴弾は正真正銘、旧ソ連で開発された火炎手榴弾なのですが、冬戦争時にはフィンランド軍でもソ連軍からモシン・ナガンライフル同様、輸入もしくは鹵獲されたものが冬戦争で使われてます。ただ冬戦争時では本手榴弾のほかにもフィンランド軍では武器の不足から単純に火炎ビンも使用したそうで、その為そういった火炎製武器を総称して「モロトフ・カクテル」という言葉が出来たそうです。ただ他のHPでは単純にモロトフ・カクテルというと火炎瓶という記述が多いようで・・・

内容への疑義と改善への提案

編集

本項目は立項から既に10年以上が経過しているにも関わらず、未だに一切の出典が示されていません。私は2014年に「出典の明記」タグを貼り付けましたが、状況は全く改善しませんでした。

まず、KS(КС)とは、焼夷剤の一種たるKS剤を指すものと思われます。ロシア語版Wikipediaの記事(ru:КС (зажигательная жидкость))によれば、「1941年から1945年まで、ソビエト連邦で、火炎放射器、瓶投射器(Ampulomet)、モロトフカクテルに使用された焼夷剤」とあります。そもそも採用は1940年ともありますから、「スペイン内戦にて使用された」という本項目の記述は明らかな誤りで、恐らくは火炎瓶との混同による記述だと思われます。ロシア語版の記事の中には同時期にKS剤を用いる火炎瓶(бутылки с зажигательной смесью)が採用されたともありますが、これに「KS式手投げ弾」なる名称が与えられていたとも、特に「モロトフ火炎手榴弾」と呼ばれていたとも読み取れません。また、「KS剤を用いる、陶磁器製、柄付きの焼夷手榴弾」という本項目で語られるような兵器の実在が確認できません。仮に実在するとしても、現状の記述は明らかに不正確で、また極めて情報が少ない(あるいは皆無)ことを踏まえると特筆性が認められうるとも思えません。

ただし、私はロシア語話者ではなく、インターネット上での検索にも限界があるので、何らかの情報の見落としがあるかもしれませんし、火炎瓶とは異なるいくつかの特徴についての記述があることを思うと、KS式手投げ弾やモロトフ火炎手榴弾とは別の名前でそうした焼夷手榴弾が実在している可能性もあります。その場合、改名の後に本文の適切な修正を加えることで存続させることもできるかもしれません。

本項目が扱う焼夷手榴弾に関する情報、その他の意見や提案があればよろしくおねがいします。一週間ほど様子を見て、特に意見や反対等なければ削除依頼を提出するつもりです。--Sugarman会話2018年10月15日 (月) 13:17 (UTC)返信

削除のほか、火炎瓶へのリダイレクト化も検討しています。--Sugarman会話2018年10月15日 (月) 13:23 (UTC)返信

特に意見等なかったので、リダイレクト化を行いました。--Sugarman会話2018年10月22日 (月) 05:15 (UTC)返信

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