ノート:ロサ・フェティダ
記事名について
編集学名にある「foetida」は「フェティダ」とは発音しないのではないかと思うのですが、どうでしょう。ラテン語の発音だと「フォエチダ」または「フォエティダ」が近いのではないでしょうか。
ネット検索をすると「フェティダ」は確かに多いのですが、『マリア様がみてる』関連の記事が多いのであまりあてになりません。というのも、『マリア様がみてる』作中の表記はフランス語を元にしているものが多いため、「フェティダ」はフランス語の「fétide」の読みだと思われ、そもそも元となる単語が「foetida」ではないからです。
実際、植物・園芸関係の本などでは、「フォエチダ」や「フォエティダ」と表記しているものも多いようです。百科事典の記事名に使用する表記としては、このいずれかの方が適当なのではないでしょうか。--螢66 2008年8月25日 (月) 16:43 (UTC)
- この項目名がそのような(サブカル関係の)事情を孕んでいる事は知りませんでした。マリア様がみてる以外にディメンション・ゼロ由来のノイズもあるようですね。私は園芸には明るくないのですが、何か有名な書籍で「フォエチダ」や「フォエティダ」を採用しているものがあれば、そちらへの移動に賛成します。- NEON 2008年8月26日 (火) 03:15 (UTC)
- 初めまして、立項者です。NEONさんには「ロサ・キネンシス」、「ロサ・フェティダ」と続けて修正していただいたので、てっきり「マリみて絡みか」と気付きつつ、苦笑しながら直していただいてたのかと思っていました。(^^; 一応弁明させていただきますと、ラノベを鵜呑みにして項目名を決めたのではなく、花の通販や園芸店のサイトとか、バラの研究をされているサイトなどで、「フェティダ」としているトコロが多そうだったので、この項目名にいたしました。
- 立項した責任上、ざっと調べてみました。
- 寺西菊雄他 『決定版 バラ図鑑』 講談社、2004年 ISBN 978-4062110990
- 白澤照司 『薔薇大図鑑2000』 草土出版、2006年 ISBN 978-4434074394
- 入谷伸一郎 『色分け花図鑑 バラ』 学習研究社、2008年 ISBN 978-4054035560
- これらが「有名な書籍」と言えるのかどうか分かりませんが、寺西菊雄氏の名前はバラにもチラッと見られますね。この3冊ではいずれも「ロサ・フェティダ」となっていました(但し草土出版の本には「ロサ・フェティダ・ペルシアナ」と「ロサ・フェティダ・ビコロール」の項目しかありませんでした)。他の2つについては、学研の本ではロサ・シネンシス、ロサ・ギガンテアとなってましたね。草土出版にはロサ・ギガンティアの項目なし。私もこの分野、全くの素人なので、これをもって移動の必要なしと主張するつもりはありません。要は二重母音であるoeをどう発音するかなんでしょうけど。色んな方が色んな事を言われていて、結局よく分かりませんでした。「o」は無視して「e」のみ発音すると言い切っている方もいるにはいらっしゃいましたが…。--織賀 進 (会話 | 投稿記録) 2008年8月30日 (土) 08:00 (UTC)
- 立項した責任上、ざっと調べてみました。
- それだけ文献を当たられたのなら、現行の記事名で問題無いと思います。そもそも論ですが、ウィキプロジェクト 生物でも学名の正確な?カタカナ読みを推奨しているわけではないのです。理想は標準和名であり、それが無い場合の選択肢の一つに学名カタカナを位置付けています。なので、ラノベやカードゲームの影響があろうとも、ある程度学名の読みに準拠しており、かつ当業者が書籍で採用している呼称ならばむしろ好ましいのではないでしょうか。尚、種小名に "foetida" を持つ生物はバラ属の他にも幾つかありますが、主だったものは皆和名を持っているので参考になりませんでした。
- Passiflora foetida(クサトケイソウ)
- Serissa foetida(ハクチョウゲ)
- Eisenia foetida(シマミミズ)
- ちなみに厳格なラテン語ではどうか知りませんけれども、日本人の研究者が学名における語尾以外の "oe" や "ae" を発音する際に、一つ目の母音が欠落することはそれほど稀でないと思います(独自研究)。- NEON 2008年9月1日 (月) 11:03 (UTC)
- それだけ文献を当たられたのなら、現行の記事名で問題無いと思います。そもそも論ですが、ウィキプロジェクト 生物でも学名の正確な?カタカナ読みを推奨しているわけではないのです。理想は標準和名であり、それが無い場合の選択肢の一つに学名カタカナを位置付けています。なので、ラノベやカードゲームの影響があろうとも、ある程度学名の読みに準拠しており、かつ当業者が書籍で採用している呼称ならばむしろ好ましいのではないでしょうか。尚、種小名に "foetida" を持つ生物はバラ属の他にも幾つかありますが、主だったものは皆和名を持っているので参考になりませんでした。
(インデント戻し)質問者です。お騒がせしております。随分前ですが自分の学生時代に、(バラだけの話ではありませんが)学名の「foetida」は「フォエティダ」と教わり、またそう書いた本を見ていたので、「フェティダ」に疑問を持ったのですが、現在の表記は「フェティダ」が主流のようですね。改めて本屋で見てみると園芸書などで表記のあるもの(見つけたのは3冊)は全部「フェティダ」でした。近所の小さい図書館であたってみると、2冊だけカナ表記があり、
- 『desk FLEUR 園芸大百科事典』(講談社、1986年)は「ロサ・フェティダ」
- 『朝日百科 植物の世界5 種子植物 双子葉類5』(朝日新聞社、1997年)は「ロサ・フォエティダ」
となっておりました。
また、『羅和辞典』(研究社、1966年)にもあたってみたところ、ラテン語の「foet-」は「fet-」と同じとあり、語源の「foetidus」は「fetidus」で載っておりました。「fetidus」の発音は「フェティダス」か「フェティドゥス」でしょうから、どうやら「foetida」を「フェティダ」と読むのもありのようです。どちらが正しいというより「他言語の発音表記の幅」の問題のようですね。
そこで編集上の対応なのですが、冒頭の「ロサ・フェティダ(Rosa foetida)は、」の部分を「ロサ・フェティダ(Rosa foetida、ロサ・フォエティダ、ロサ・フォエチダとも)は、」として、「ロサ・フォエティダ」と「ロサ・フォエチダ」をリダイレクトで作っておく、というのはどうでしょう。現状ではリダイレクトまでは不要かも知れませんが。--螢66 2008年9月2日 (火) 12:20 (UTC)