ノート:人工酵素

最新のコメント:16 年前 | 投稿者:あら金

人工酵素というトピック名で取り上げられている事物がえらく幅広いため往生しております。定義文が書けません。どう書いても疎漏が生じてしまいます。人工酵素というキーワードで語られる研究の方向を箇条書きの例示として、田伏先生の仕事あたりをひとつの方向性の歴史的な例として示すぐらいかと思っています。--スのG 2007年12月10日 (月) 04:21 (UTC)返信

枠組みのサブスタブだけ上げてみました。今のところの参考図書は小宮山先生の丸善基礎化学シリーズ「酵素」と、戸田先生編のシーエムシー「人工酵素と生体膜」です。枠組みとして大きな漏れがあればお知らせ下さい。--スのG 2007年12月10日 (月) 14:33 (UTC)返信
参考までに、『岩波理化学辞典』、第5版 CD-ROM版の「人工酵素」の定義は次の通り。
「触媒活性や高選択性など,酵素機能を持たせた人工物質.天然酵素と違ってタンパク質を構成要素としない場合が多い.疎水場,静電場,水素結合場,不斉場などの反応場を人工的に合成し,触媒反応に直接関与する官能基を導入し,酵素類似の活性中心を作る場合が多い.」
だそうです。分子認識(高選択性)と活性中心の構築(触媒活性)のそれぞれに研究の進展を分けて記述すると見通しは良くなりませんか?--あら金 2007年12月12日 (水) 00:06 (UTC)返信
分子認識化学(または ホスト・ゲスト化学)、バイオミメティックス の分野からのアプローチについてはそのような定義で納まるでしょう。そうなると記事だての順番としては 分子認識化学 からでしょうか。ホスゲス屋が既存、または自前のホスト分子を引っさげて人工酵素系を構築するのは今も昔も大きな流れですので。ほか、ケミカルバイオロジー、高分子化学、無機材料化学の化学者が自分の化合物について認識場+反応場としての機能や改変を見いだし、人工酵素として世に出す流れも今や無視できない規模になっています。--スのG 2007年12月12日 (水) 14:28 (UTC)返信
今日の見地だとそうなるかもしれませんが、CDの包摂が分子認識化学かといわれればレベルの隔たりは大なので人工酵素の経緯としてのCDの歴史的説明と分子認識化学としての人工酵素の説明は別の節のように考えます。導入部としてはCDの歴史的説明はアリですが、そこから直接、分子認識化学まで話を展開すると説明が見えにくくなるかもしれません。CD上に反応場を設定する段階があって、反応場を抽象化することで活性中心を設計する流れと、包摂よりも高度な分子認識を設計したり、設計された分子認識により分子膜上でのSelf-Assemblyを極めたりする流れに分かれたように見えます。--あら金 2007年12月13日 (木) 00:18 (UTC)返信
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