ノート:信用乗車方式
信用乗車と改札なしを混同してませんか
編集本文を読むと、信用乗車方式と、単に改札がないことを混同しているように読めます。
ドイツやスイスなどの鉄道では、信用乗車方式を採用する以前から改札 がないのが普通です。トラム・都市部のバス、Sバーンなどの近距離列車は 信用乗車方式が普通ですが、そうでない列車に関しては、現在でも乗車後に車掌から乗車券を 購入することができ、不正乗車にもなりません。
信用乗車方式の列車は日本のワンマンカーと同様に車掌も乗務しませんが、乗務員 は一切料金を扱いません。また、そのための設備(運賃箱や釣銭器など)もありま せん。
さらに、ここで「欠点」として上げられている内容は、日本でこの方式を採用した 場合の「危惧」としてなら理解できなくもありませんが、実際に採用している 国での実態としては疑問です。根拠はあるのでしょうか。
ついでですが、英語版のリンク先は「信用乗車方式」とは別物と思われます。 --rs1421 122.249.65.136 2008年4月7日 (月) 11:16 (UTC)
私も同感です、 信用乗車制度とは「改札の省略」と「運賃収受の省略」の両方とも満たしている制度だと解釈しております。
富山ライトレールの場合は、パスカ利用者の場合は自動改札による運賃徴収となるので(駅に無人の自動改札機があるのと同じ状態)、改札はありませんが運賃収受は省略されているとは言えず、信用乗車制度とはいえません。 パスカ定期券利用時でカードリーダーにタッチする行為を「刻印」と同列に扱えば信用乗車制度となりますが、これを信用乗車とするとSuica定期券で無人の自動改札を通過する場合も信用乗車となるため、無理があるように思います。
むしろ、以前に行われていた東急の「定期かざし」については、定期を運転士に見せている行為自体を改札ともいえますが、これを「刻印」と同列に扱えば信用乗車制度といえたかもしれません。 --ミリスタ一番星 2012年2月17日 (金) 17:00 (UTC)
- 参考までに文献において信用乗車方式がどのように紹介されているか紹介します。欧米における都市公共交通の政策や施策を紹介した西村幸格・服部重敬編著『都市と路面公共交通』(学芸出版社)では信用乗車方式について「乗客が乗車券を自己管理することで発券と改札および運賃収受の手間を省くシステム」(同書202頁)とされ、表で「路面電車・LRTにおける運賃収受方式の分離」(同頁)について解説がなされています。「信用乗車方式/乗客の自己管理」の部分では「自己改札・無改札」に分けられ、システムとして「チケットキャンセラ-」と「定期券専用車」および「無改札」が紹介されています。また「チケットキャンセラ-」については「車内バリデート」(バリデートはスタンプのこと)と「停留所バリデート」に分けられています。自己改札や無改札方式が導入されている都市の路面電車・LRTでも「停留所に券売機がないところでは乗務員が乗車券を販売する」と紹介しています。ちなみに日本における路面電車で用いられている料金箱(プリペイドカードも含む)方式について表では「乗務員などが確認」の項目に分けられています。(富山ライトレールの)パスカ利用者で後方車両で乗降する場合、乗務員による確認はなされないので自己改札にあたり、信用乗車方式に含めることができるように思います。--Nadeorosensei 2012年2月18日 (土) 02:02 (UTC)