ノート:参謀

最新のコメント:18 年前 | 投稿者:0null0

定義部分のドイツ軍の参謀は時期が分散していると思われる。検討されたい。0null0 2005年12月3日 (土) 08:31 (UTC)返信

Wikipediaで、参謀と幕僚の説明が混乱している様です。参謀についても、まだ編集途中ですが、編集した意図を簡単に説明して置きます。

1986年(昭和61年)に発行された、月刊誌「丸」に元海軍大佐・大井篤氏、元海上自衛隊幹部学校校長・海将寺部甲子雄氏が幕僚・参謀について投稿されております。その中で参謀と幕僚の違いについて書かれております。内容はほぼ同じ内容ですので、その要旨について書かせてもらいます。

大井篤氏・・・・米国の様な合理主義の国には幕僚はあるが参謀はない。今の自衛隊はこの点でも米軍式になっている。というと、米軍には統合参謀本部というものがあるのだから参謀の概念があるのではないかとの疑問がでるかもしれないが、日本でそうのように邦訳したものである。原語はJoint Chiefs of staffだ。そのstaffは幕僚と邦訳すべきだったのに、旧軍時代これを参謀と訳した為にこのようになったと思われる。明治時代に作成された海軍公文英訳規定によると、Chiefs of staffを「参謀長」と訳され、Operations Officer が作戦参謀、Intelligence Officer が情報参謀と言うように邦訳さている。

寺部甲子雄氏・・・・旧軍において将校の特権であった参謀と異なり、自衛隊ではみな幕僚となり、医者や技術幹部も幕僚として発令されるようになった。 海上自衛隊の幕僚には、幕僚という職名で補職される者と、一般官庁の職員と同様組織の部課名をもって発令されるものがある。(中略)医務長・技術長は特別幕僚である。

続きは次回に書かせてもらいます。

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