ノート:吉原遊廓

記述の除去報告_2016年3月

「明治以降」の箇所に以下のような記述がありますが

＞一方で、次第に主に東北地方から身売りされた少女達が遊女になるようになり、昭和年間には大半が東北地方出身者で占められるようになっていった。
＞彼女達は年季奉公という形で働かされていたが、一定の年限を働いても郷里に帰ることはほとんど無く、年季を明ける率は極度に低いものであった。
＞まして、彼女達は貧農出身者が多かったがために遊女を購った金額を実家が返却できる様な事は非常に稀であった。結果、大半の遊女が生涯を遊廓で終えることとなった。この背景には農民層の貧困が存在していた。

この文章を書いた方は、年季奉公のシステムを全く理解していませんね。 お金を返却しなければ、年季が明けないと思い込んでるんでしょうか？ 年季奉公というのは、事前に奉公年数を定めた上で、その年数分の給料を前払いでもらうというシステムです。すなわち、前払いでもらった給料分の期間が過ぎれば、年季は自動的に明けます。吉原の年季奉公は十年（新造になってから十年）と定められていたはずです。 吉原の辛い所は、年季奉公の期間が過ぎると、身請けしてもらえる機会を得られなかった遊女たちは、年季明けを理由に強制的に吉原から追い出されてしまうという点です。年増になった遊女を抱えても、楼主は何の得もしないからです。

年季奉公を理解できておらず、明らかに勘違いから生じた記述である為、削除させて頂きます。 --182.236.12.189 2016年3月21日 (月) 16:31 (UTC)